もっと簡単に一元管理を 大手も愛用するシステムとは
今や規模を問わずに多くのEC事業者が多店舗展開を行なっています。その上で費用を抑えつつもサイトを効率的に運営することが、店舗の成長には不可欠。今回は費用を抑えつつも、自由にカスタマイズができる一元管理システム『TEMPOSTAR』を運営しているNHN SAVAWAY株式会社の坂下氏にお話を伺った。
店舗が成長するタイミングで不可欠となる一元管理システム
『TEMPOSTAR』をご利用になる店舗様の特徴として、「日々のルーティンワーク」を改善したいという方が非常に多いです。
ある程度の出荷件数であれば各管理画面での受注処理が可能だと思いますが、自社の成長と共に複数のECモールへ出店している、または出店を考えている店舗様は非常に多いのではないでしょうか。
多店舗展開に伴い、今までのシステムでは機能面で物足りなさを感じている店舗様も多く、対応しなければいけない業務も増えるので新たに雇用が発生する場合もあります。その際に発生する人件費に課題を抱えている店舗様も多いです。
『TEMPOSTAR』をご利用されている店舗様の多くは、このような課題を抱えていたのですが、導入後は商品登録や、各モールとの在庫自動連携といった一元管理システムでは対応が当たり前の機能を始め、最近アマゾンが力を入れているFBAマルチチャネルなどにも対応しているため、日々の業務の大幅な効率化が可能になりました。
効率化を実現したことにより、空いた時間を商品企画やマーケティングに回せるようになった店舗様も沢山いらっしゃいます。
また導入している店舗様は3大ECモールへの出店が断トツで多いのですが、最近はWowma!・eBayも増えてきている印象です。両方とも対応しておりますので、モールを増やしていく、越境ECを始めることが『TEMPOSTAR』なら容易に取り組むことができます。
さらに受注件数に左右されずにご利用いただけるのも特徴の一つだと思います。『TEMPOSTAR』を導入されている店舗様の多くは平均月間受注数が2000〜3000件ほどです。しかし、中には数万件ほどの受注件数をさばいている事例もあります。
2000〜3000件が多い理由ですが、ここが一つの壁なのではないかと考えています。数万件以上の受注件数を達成するには、商品開発や競合分析など様々な施策を動かしていかなければいけません。早い段階から受注処理などの業務をいかに効率化し、商品企画やマーケティング施策などに時間と人を充てられるかが店舗様の成長に大きく関わってくるのです。
店舗が固有の運営に合わせカスタマイズができる「受注タグ」
『TEMPOSTAR』はカスタマイズができることを強みにしています。EC事業者の悩みはまさに多種多様で、どのような運用をしたいのかも店舗様によって変わってきます。
その為、『TEMPOSTAR』では受注タグというシンプルな機能を提供しています。簡単にいうと、受注タグを活用すれば固有の店舗運営に合わせた業務処理が可能になるのです。受注タグは、あるシチュエーションの時には、このような対応を行いたいという要望をほぼ全て希望通りにすることができます。固定のタグはなく、基本的には店舗様が自らタグを作成し、構築するものになります。
その為、私達が固定で作成し、下手に運用の幅を狭めるということはありません。店舗様が思い描く条件を自由に設定することが可能になるのです。
実際に店舗様の事例としては速達希望の注文を優先して出荷する、領収書希望の注文をその他の注文と分けて抽出する、特定の商品に対しての同梱物を自動で設定するなど使い方は様々です。何が最適なのかを導き出した上で受注タグを活用すれば、日々の業務は大幅に改善されるのです。
大手の注文にも柔軟に対応できるタフさ
『TEMPOSTAR』は非常にタフなシステムとして大手企業様からも評価をいただいています。大手であればあるほど追加しなくてはいけない要素や、独自の運営方法が多くあります。その時に受注タグを活用していただければ柔軟に、そしてスピード感を持って動くことが可能になります。
一見工数が増えるのではないかと不安に思われる方もいるのですが、細かい案件などは自社で対応した方が速いケースは非常に多いのです。
スピード感が持てないという課題を抱えている大手企業様もベンチャーと変わらないスピード感でのEC運営が可能になるのも大きな特徴です。また『TEMPOSTAR』は、受注タグを店舗様側が設定し構築する、言わばセミカスタマイズが可能です。
その分費用も抑えられますし、新しく機能を追加したい場合でもオプション料金での追加ではなく、新たに受注タグを作成するだけなので、コストを抑えた上で自社の理想とする一元管理システムとしての活用が可能になってくるのです。
目指すは「完全自動化」!
私達は希望する店舗様とは月に1回ほどのペースで定例会を行い、互いにフィードバックを行なっています。その際に店舗様からいただいた内容は開発に落とし込んでいくことも多く、店舗目線のシステムである所以だと思っています。
このように店舗様とは非後は更なる支援が可能になるよう「完全自動化」を目指していきたいという考えがあります。
少なくとも受注処理に関しては、細かいところもカバーし、店舗様が負担する時間をどんどん削減していきます。さらにPOSシステムや基幹システムなど外部の様々な仕組みを簡易的・効率的な連携が可能になるようにしていきます。様々なパートナー様と一緒に、店舗様の更なる成長を支援します。
常に近い距離で日々業務をご支援させていただいております。これから会社をさらに成長させたいが、運用構築などでお悩みを抱えている店舗様はぜひ一度ご相談していただければと思います。