DM発送をデジタル化!コスト削減に効くラクスルのDMサービス
効率的な Web広告に比べると、DMの様なオフラインの販促ツールは使いにくいというイメージの方が多いかもしれない。確かに、企画してデザインを作り、印刷会社や代理店と打ち合わせをし、依頼をかけて……といった複雑な工程を踏まなければならかった。
しかし、ラクスル株式会社が運営するネット印刷「ラクスル 」が提供するダイレクトメールサービスは、すべてがWeb上で完結するため、DM発送費用は勿論、社内の業務工数も効率化することができるのが特徴だ。
ラクスルのサービスを使うことで、具体的にどういったメリットが受けられるのだろうか? ラクスル株式会社 ラクスル事業本部 ダイレクトマーケティング事業部 部長の木下治紀氏に話を伺った。
DM発送までワンストップ!DMサービスを提供するラクスル
印刷や集客支援サービスを提供するラクスル。印刷サービスでは、チラシ・フライヤーや冊子・カタログ、折りパンフレット、名刺、シール・ステッカー・ラベル、ポスター、はがき・ポストカード、ノベルティなど、さまざまな商品を展開している。
もともと印刷サービスを中心に展開していたラクスルは、ユーザーの利便性を高めるため、集客支援サービスにも幅を広げた。ポスティングやDM、テレビCMといった手法で、事業者のビジネスを集客の側面からサポートしている。なぜ、ラクスルは印刷から集客支援まで、サービスの幅を広げたのだろうか。木下氏に聞いてみた。
「ラクスルで印刷物を発注するお客様の多くは、販促目的です。印刷サービスを提供するなかで、『販促目的で利用するお客様の、印刷の前後業務も支援できれば、さらなる価値を提供できるのではないか』と思いました。そうしてスタートしたのが、DMなどの集客支援サービスです。
今までDMを自社発送していたり、印刷会社・代理店を挟んだりしていたEC事業を行なっているお客様が、ラクスルに切り替えるパターンが多く、時間や費用を短縮できる点を評価いただいております。」
ラクスルを利用するお客様の商材ジャンルは、化粧品や健康食品、ファッションと幅広い。「Webで完結でき、業務コストを削減」「安価で小ロットから注文でき、コストを削減」2点がラクスルの大きな差別化ポイントとなっているのだ。
ラクスルの強み①「Webで完結することで、業務コストを大幅カット」
ラクスルでは、印刷データ・宛名リストのデータをサイト上にアップロードするだけで、代理店や印刷会社とコミュニケーションを取らずに、注文が完了する。従来とは圧倒的にスピードが異なる。
「通常、印刷物を作る際は、企画やデザインを考えた後に、代理店や印刷会社の営業担当者に見積もりを出してもらい、それぞれを比較し、印刷データを入稿し……と複数の工程を踏むことになります。
注文し終わったあとは、印刷会社がデータを元にして版を作り、そこから印刷、DM発送作業に取り掛かる。そのため、DMが実際にターゲットのポストへ投函されるまでに、長いと1か月ほどかかってしまうこともあるのです。
一方、全てのやり取りがデジタル化されたラクスルであれば、Webで完結できるため効率的で、コミュニケーションコストや業務コストを大幅に減らすことが出来ます。サイトに料金表があるため、見積もりの時間はかかりません。定番デザインをテンプレート化したオンラインデザインサービスもあるので、デザインの知識がない方でも、気軽に印刷物を作成できます。
印刷データをサイトにアップロードすれば、自動でデータチェックが終わり、10分後には発注が完了します。また、印刷から発送まで最短翌日に完了するため、投函完了まで1週間以内に終わります」
ラクスルがEC事業者の業務コストを減らしているのは、DM発送の部分だけではない。宛名リストに関しても、業務工数を削減するサービスを提供している。
ラクスルでは、印刷データ・宛名リストのデータをサイト上にアップロードするだけで、代理店や印刷会社とコミュニケーションを取らずに、注文が完了する。
「通常、印刷物を作る際は、企画やデザインを考えた後に、代理店や印刷会社の営業担当者に見積もりを出してもらい、それぞれを比較し、印刷データを入稿し……と複数の工程を踏むことになります。注文し終わったあとは、印刷会社がデータを元にして版を作り、そこから印刷、DM発送作業に取り掛かる。
そのため、DMが実際にターゲットのポストへ投函されるまでに、長いと1か月ほどかかってしまうこともあるのです。
一方、全てのやり取りがデジタル化されたラクスルであれば、Webで完結できるため効率的で、コミュニケーションコストや業務コストを大幅に減らすことが出来ます。サイトに料金表があるため、見積もりの時間はかかりません。定番デザインをテンプレート化したオンラインデザインサービスもあるので、デザインの知識がない方でも、気軽に印刷物を作成できます。
印刷データをサイトにアップロードすれば、自動でデータチェックが終わり、10分後には発注が完了します。また、印刷から発送まで最短翌日に完了するため、投函完了まで1週間以内に終わります」
ラクスルがEC事業者の業務コストを減らしているのは、DM発送の部分だけではない。宛名リストに関しても、業務工数を削減するサービスを提供している。
「ラクスルでは『DM発送先の顧客リストの作成に手間がかかっている』というお客様に向けては、リスト販売サービスも提供します。エリアと業種を選ぶことで、ラクスルが細かくターゲティングしたリストを送付します。リスト作成から発送までワンストップで利用することが可能です。また、データをお持ちのお客様には、宛名データクレンジングサービスも提供。重複や住所間違いの検出作業を代行します。」
中小規模のEC事業者は、販促ツールの作成に加え、受発注処理など複数の業務を担当している場合も多い。ただ目の前の業務をこなすことに必死になり、売上を伸ばすための戦略づくりにまで手が届かないのではないか。
そこで、ラクスルを利用することで、DM発送業務の手間を減らすことができる。業務コストが減ることで、その分、別の販促手段も考えられるように。結果、本質的な施策に向き合う時間が増えるのだ。これが、ラクスルが多くの事業者から評価を集めるポイントのひとつだろう。
ラクスルの強み②「小ロット化により無駄を削減。高効率的なDM発送を実現」
ラクスルの強みの2つ目は「小ロット化により、より効率的なDM発送を実現できる」こと。
「DMのコストを下げる=大ロットで注文して1枚当たりのコストを下げるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、大ロットでの注文は、見た目上1枚当たりの単価は下がりますが、結果的には非効率である場合があります。
DMコストの大部分は、発送費用です。そのため、『送るべき相手に適切な内容を届けて1通当たりの販促効果を高めること』また、『送る必要がない相手にはDMをそもそも送らないこと』を通して1通当たりの効果を上げることのほうが重要です。
一方で、どうしても小ロットの注文は取引にかかるコストが相対的に高く、結果的にコスト効率が上がらないというジレンマもありました。
そこで、ラクスルは、DM発送を1枚から安価に注文できるシステムを作りました。低価格で小ロット注文が可能な理由は、受発注から生産に至るまでのプロセスに対してテクノロジーを使うことで自動化・少人化していることです。これにより人件費を大幅カットして、高品質低価格を実現しているのです。
正直、大ロットの注文であれば、それが得意な会社さんに依頼するほうが効率的でしょう。しかし『より低価格で、必要な分だけDM発送をしたい』というお客様にとっては、ラクスルが利用しやすいと思います。一度の配送数が1万通以下の場合は、安く速いDM発送が可能になるケースが多いので、ご相談いただきたいですね」
来週からのセール告知をDMで。ラクスルだからこそできる、小回りの利いた販促戦略
複雑な工程が多く、大ロットの注文が基本となっていた印刷業界に、新しい風を吹かせたラクスル。「Web化による業務コストの削減」「小ロット化による、コスト削減」。これらの特徴は、専任の担当者を付けられず、大ロットの注文が難しい中小規模の事業者によって、大きなメリットとなる。
ラクスルが持つ2つの強みを利用すれば、EC事業者は新しい販促施策が打てるようになる。
「リードタイムが短く、小ロットから注文できるラクスルだからこそ、小回りの利いた販促戦略を打てるようになります。例えば、今週の売上が思うように伸びず、売上を取り戻すために来週からセールを始めたいとき。ラクスルですぐに『来週からのセール告知』発注し、発送できるのです。オフラインだからスピードが遅いと考え、今までは諦めていた方にオススメです。
DM発送業務を効率化することによって、EC事業者様は、新しい販促施策に充てられる時間が増えます。そのため、ラクスルのメリットを生かしながら、売上を伸ばす施策としてもどんどんサービスを活用していただきたいですね」