EC物流のニーズ変化。冷凍冷蔵倉庫に求められるものとは

ECのミカタ編集部 [PR]

親会社である、公共建物株式会社グループに対する通販物流サービスの提供からスタートした、公共ロジスティックス株式会社。今や関東と関西に拠点を持つ同社だが、激変する物流にておいてEC事業のニーズに直面しているという。その変化する状況に、いかに対応しようとしているのか、同社の「板橋クール物流センター」にてセンター長の浜崎様にお話をうかがった。

■三温度帯に対応した重要拠点「板橋クール物流センター」

――貴社の事業展開の経緯についてお聞かせください。

浜崎:当社は、1999年の設立で、グループ企業の通販部門の受け皿としていたセクションが独立する形で本格的な事業展開を始めました。当初は、成田空港近くの成田事業所で住宅設備機器の取り扱いを行い、そこから発展して、化粧品への対応や冷凍・冷蔵物流拠点を開設して食品のほか、医療機器、アパレルなど商材の取り扱いを拡大しています。

アパレルに関しては、季節ごとに色や柄、サイズの異なるアイテムを大量に入荷し、倉庫内で在庫管理、流通加工、出荷作業など、膨大な作業を効率良く処理し、納品までのリードタイムの短縮を実現しています。海外から輸入した商品の仕分け、品質表示法に基づくタグ付けや値札付け、X線による出荷前検針、包装にも対応しております。

食品は、これまで菓子や冷蔵・冷凍食品のB2B、B2Cビジネスにおいて、様々な流通加工、賞味期限管理・先入先出在庫管理、全国輸配送手配業務を提供しています。流通加工業務も得意分野で、食品表示ラベルの貼付や商品詰め合わせ、包装・梱包作業、賞味期限管理、納入先(店)別仕分、返品対応などを実施してきました。

――現在、貴社は関東と関西に拠点を展開しておりますが、それぞれの立地はどこでしょうか。

浜崎:はい。関東では、平和島・成田・板橋、関西では、姫路・神戸・明石に拠点があります。

平和島では、羽田、大井コンテナふ頭に隣接した平和島に約1,500坪の倉庫を構えており、菓子の大手デパートへの配送拠点、アパレル・雑貨のセレクトショップへの納入拠点、コンタクトレンズの店舗配送拠点などとして機能しています。宅配便会社の集配センターに隣接しているため、緊急出荷にも柔軟することが出来ます。成田は、成田国際空港から約9kmというロケーションを生かした多機能物流拠点となっています。国内だけでなく世界にビジネスチャンスを求める多くの企業様のグローバルビジネスを、物流面から支えています。

姫路は、商品の詰め合わせ、包装および梱包、出荷作業に加え、お客様の商品の製造工程の一部も請け負っています。神戸では、冷蔵のチルド牛肉やハム、ソーセージなどを取り扱っています。また、関西圏のデパートへの納入までの業務も行っています。明石では、神戸物流センターの物流業務の入集荷伝票の処理、出荷オーダー取りまとめなどの事務作業も行っています。

ここ、板橋クールセンターは2019年に開設され、「冷蔵(チルド)、冷凍(フローズン)」に対応する、当社の食品部門をになう戦略的にも重要な拠点となっています。

配送・組立でも強み

配送・組立でも強み

――東京区部で三温度帯に対応されているのは強みですね。

浜崎:そうですね。実際に、他社さんで引き受けできないと言われて、お困りのお客様が、当社に駆け込んでくるということも少なくありません。板橋クール物流センターは、東京区部という立地で、約2,300坪の倉庫面積を有していますし、なにより三温度帯に対応しつつ、食品においても半製品・仕掛品を完成品にするための機能を持っています。つまり、組立加工業務も当社でお受けできるのです。

こうしたアドバンテージもあってか、大手の配送事業者さんからも多くのお引き合いをいただいています。通常であれば、お声がけいただけないようなエリアの配送事業所さんからも、オファーをいただくこともあります。そうしたこともあり、配送コスト的にもクライアント事業者様に、よりご満足いただける金額をご提示可能だと思います。

コロナ禍で激変したニーズにも柔軟に対応

――コロナ禍で貴社を取り巻く状況が、かなり変わったとお聞きしました。

浜崎:そこはとても感じています。板橋クール物流センターだけを見ても、これまで多種多様なお客様の品物と案件をお受けしてきました。特に百貨店さんの、お中元やお歳暮の取り扱いでは実績があります。もちろん、その部分は引き続き、ご要望が多いのですが、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響によってお引き合いの内容が大きく変化してきています。

特にEC関連を中心に大きくニーズが高まっています。そのなかでも、一定のロットのある冷凍食品の取り扱いのご要望が多くなっています。以前は、大手流通企業のサプライチェーンや飲食チェーンへ食品を供給していらっしゃった企業様が、コロナ禍によって需要が一気に減り、ECへの活路を見出すために、当社にお声がけいただくケースもかなり増えました。

先ほども板橋クール物流センターにおけるアドバンテージの部分で申し上げましたが、当センターは、半製品・仕掛品の組立加工機能を有しています。この部分を評価していただいているということを肌で感じています。まさに食品物流の現場で日々活動する中での、劇的な変化とも言えると思います。東京区部において、当社の三温度帯対応倉庫の中でも、当センターが有する「冷凍冷蔵対応・広大な倉庫面積・組立機能・配送手段」といった利点を持つ物流事業者さんは、やはりあまりいらっしゃらないようで、逆に申し上げれば、当社が厳しい環境におられるクライアント事業者様のご要望を一手に引き受けさせていただく、その責務があると強く感じています。

またWMS(倉庫管理システム)も、もちろん導入しておりますので、効率的な倉庫管理・倉庫運用が可能です。WMSに関しましては、比較的ロット数の多い組み立てでも力を発揮しています。顧客事業者様のご要望にあわせて、データの受け渡し方法などご相談いただければ、よりコストの面でも訴求力のあるご提案も可能です。

強みを引き出す“プロフェッショナリズム”

公共ロジスティクス株式会社は、東日本と西日本に拠点を展開し、倉庫面積や扱えるアイテムの幅の広さでも随一だ。こうした物流インフラとしてのたしかな基盤と、それを動かすシステムの面でも確かな裏付けがあると感じた。東京区部に広大な面積を有する三温度帯に対応した物流拠点があり、配送と組み立てにも大きなアドバンテージがあることは、これだけでも大きな強みとなっている。

その上で、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響によってECと物流を取り巻く環境が激変する中で、そうした強みを最大限引き出し、顧客事業者のニーズに正面から対応しなければならないという、現場を知る人だからこそ発せられる静かなる、そのプロフェッショナリズムをひしひしと感じることができた。日々変化するEC市場の中で課題を持つ事業者、特に冷蔵冷凍対応にお困りの事業者は、一度、同社に相談してみてはいかがだろうか。

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