繰り返すリプレイス地獄から脱却! 進化するECビジネスや規模拡大に柔軟に対応できる新ECパッケージの登場
自社ECサイトを構築するには、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)とパッケージのどちらが良いのか──。費用やカスタマイズ性などを比べると一長一短だが、株式会社ホロンが提供する『EC-Eyes(イーシーアイズ)』は、双方の利点を併せ持つECサイト構築パッケージだ。管理画面から「設定」のみでさまざまな機能が使えるため大規模なカスタマイズが不要で、スタートアップから大企業まで幅広いレンジの事業者に支持されている。同社営業部のサブマネージャー 梅村岳洋氏とチームリーダー 岡本豊史氏に、EC-Eyesの特長や強み、導入のメリットなどについて話を聞いた。
オールインワン型のEC構築パッケージソフトウェア
──貴社の事業内容や提供しているサービスについて教えてください。
株式会社ホロン 営業部 チームリーダー 岡本豊史氏(以下、岡本) ホロンはシステムの設計・開発、運用、保守、コンサルティング業務などを行うITシステムベンダーです。主力の卸・小売業向け基幹システム『AP-Vision』は、アパレルやコスメ、雑貨、スポーツ用品など、250社を超える導入実績と多種多様な業種のお客様にご利用いただいております。昨今はEC需要の高まりから、「自社サイトを立ち上げたい」という声を多く頂戴しており、ECサイト構築・導入サービス『EC-Eyes』を立ち上げました。
──EC-Eyesには、どのような機能が備わっているのですか。その特長や強みについて教えてください。
株式会社ホロン 営業部 サブマネージャー 梅村岳洋氏(以下、 梅村) EC-Eyesは、受注管理や顧客管理、ワークフロー制御などネットショップの構築に必要な基本機能に加え、各種メール送信機能や問い合わせ管理など、集客や売上拡大に貢献する機能をすべて備えたオールインワン型のEC構築パッケージソフトウェアです。
最大の特長は、“拡張性”を追求した仕組みであること。一般的なパッケージでは個別カスタマイズが必要な場合でも、EC-Eyesは管理画面から設定を変更するだけでさまざまな機能を実装できます。そのためノンカスタマイズの状態でも、お客様の要望に合った柔軟で高機能なECサイトを低コスト・短期間で構築することが可能です。
また、外部システムと連携しやすく、ワンストップでECサイトの構築・運営・管理ができる点も強みです。ECの運営上必要なKPIや注文のステータス情報なども、ダッシュボード上ですべて確認・管理ができます。
粒度の細かい保有データで顧客をパーソナライズ
──一般的に個別開発によるカスタマイズが必要な場合でも、なぜEC-Eyesは管理画面からの設定レベルで対応できるのでしょうか。
梅村 非常に細かい粒度の保有データをもとに機能設計を行っており、それぞれの機能が連携しやすい仕組みがあるためです。一つひとつの機能をブロックに例えると、その集合体がEC-Eyesです。お客様は取り扱う商材や、実施したい施策に合わせてブロックの組み合わせを自由に変更し、自社の運用に最適な機能を実装することができるのです。
また、粒度の細かいデータを活用することで、顧客を細分化したりプロモーションの精度を高めたりすることも可能です。価格の付け方や帳票を出すタイミングなど、ターゲットごとにきめ細やかな施策が打てるようになり、それがパーソナライズにもつながります。
──ビジネスのフェーズや状況に応じてフレキシブルに機能を追加していけば、高いスケーラビリティを発揮できそうですね。
岡本 そうですね。例えばエントリー向けのASPサービスは初期投資を抑えられますが、機能拡張が困難です。ビジネス規模が大きくなれば、求められる機能も複雑・多様化するため、より上位のECパッケージに乗り換える必要性が出てきます。さらにビジネスが拡大すれば、ハイエンドのパッケージで大規模なカスタマイズが必要になることもあるでしょう。
EC-Eyesは精度の高いデータをもとに、ノンカスタマイズでさまざまな機能を自由に組み合わせられるECパッケージシステムです。自社ECを初めて立ち上げるスタートアップから年商100億円超の企業まで、幅広いレンジで多彩な機能を提供できる拡張性が強みだと自負しています。
梅村 ECビジネスにおいて、システムの切り替えは事業者にとって大きな負担となります。カスタマイズにも多額の費用がかかります。EC-Eyesの拡張性はこうしたリスクをなくし、お客様の成長に合わせて継続的にご利用いただける点で大きな優位性を持っています。
多機能であるがゆえに、オペレーションが難しいと思われがちですが、よく使う機能を常に表示させたり、あまり使わない機能は隠したりするなど、管理画面から簡単に仕様を変更することができます。もちろんその際は専門スタッフがサポートさせていただきますので、安心してご利用いただけます。
外部システムとの連携やデータ移行もスムーズ
──EC-Eyesを導入して、最も効果が出やすいのはどのような事業者でしょうか。
岡本 ECビジネスに不可欠な標準機能が豊富に揃っているので、業種業態は問いません。顧客の属性や行動履歴に合わせて施策を打つなどパーソナライズ化を強化したい企業様や、定期販売の精度を高めたい企業様、中長期的なスパンでECビジネスを拡大させたい企業様には最適なシステムだと思います。
EC-Eyesは外部システムとの連携を考慮して設計されているので、独自の基幹システムを利用していてもスムーズな連携が可能です。インポート機能もあるため、既存サイトの顧客情報などの移行もストレスなく行えるはずです。
──これまでの導入実績について教えてください。
梅村 パッケージとしての導入実績は50件ほどです。ある化粧品ブランド様はこれまでフルスクラッチでECサイトを構築していましたが、より効果的な施策をタイムリーに打つため、EC-Eyesにリプレイスされました。システムを切り替えたことで、細かい粒度で各種データが持てるようになり、「打ち手の選択肢が圧倒的に増えた」とお褒めの言葉をいただいています。その他、BtoBとBtoCでシステムを分ける事無く統合管理したり、複数ショップ・複数サイトを運用したりしている企業様もいらっしゃいます。
──最後に、今後の目標や計画などがあれば教えてください。
岡本 EC-Eyesは他のECパッケージと比較して、柔軟性・拡張性の高いシステムです。API連携についても設定で対応できるように強化を進めており、近日実装予定です。また、EC-Eyesをより多くの企業様にご利用いただくため、使える機能を制限して価格を抑えたミニマムスタート用のパッケージの提供も検討しています。こちらも通常盤と同様、管理画面からの設定で機能を自由に追加・削除できるので、ご興味のある方は是非一度お問い合わせください。