毎月訪れる幸せの箱。秘密の中身。My Little Box~店長のホンネvol.5

石郷“145”マナブ

“贈り物”の発想は、フランスのパリが発祥

「わぁー」。プレゼントを貰い、箱を開く瞬間を思い浮かべてみてください。
今日の「石郷“145”が行く!店長のホンネ」は、自分への“贈り物”を届け、そんな輝く瞬間を演出する、My Little Box 株式会社(取締役社長:片岡郁美 以下、My Little Box社)の事務所にやってきた。迎えてくれたのはPressの佐方惟さんと、日本でのこのサービスを立ち上げた片岡郁美さん(写真)だ。

 自分への“贈り物”は、月に3200円を払うだけでやってくる。My LittleBox社が編集したマガジンと一緒にセレクトされたオシャレな雑貨や話題のコスメなどが詰まった可愛いイラスト入りの“BOX”。それが自分への“贈り物”なのだ。それは、従来の自分で選んでものを買うというECの概念を軽く超える。この“贈り物”の発想は、フランスのパリが発祥である。

 創設者はファニー、アマンディーヌ、Kanakoでスタート。最近では、ネットで何でも買えるようになり、中身の予想ができないようなギフトを友人から貰う機会がなくなった。そんな中で、月に一度くらい「ドキドキ、ワクワク」しながら、ボックスを開ける楽しみを届けたい。そんな思いからMy Little Boxは始まった。パリ在住の日本人Kanakoが手がける、このファッショナブルなイラストは、My Little Boxの世界観を表現し、毎月のテーマを商品やマガジンで表現する重要な要素となった。そして、2013年10月、片岡さんの手により、同サービスが、日本でも産声をあげたのである。

箱の中から、醸し出されるパリの空気や香り。

箱の中から、醸し出されるパリの空気や香り。

 事務所で片岡さんは微笑みながら、素敵なイラストが描かれたBOXを持ってきて、冒頭の写真のように手渡してくれた。パッと箱を開けると、中身は大切にリボンで結ばれていた。紐を解く瞬間、お客様はきっと、好奇心で胸が高鳴ることだろう。片岡さんが微笑む意味がわかった気がした。

 マガジンには、パリの文化やファッションや生活を映し出し、そこで生きる人のインタビューもある。それは、日本にはない、情緒あふれるものであり、洗練されているものでもあり、どれも魅力的な世界。誰しもがそれでパリを夢見ると、その瞬間、一緒に同梱されているものに目が行く。それらは、マガジンと一つになって、パリの空気を肌で感じられるものとなっている。例えば、パリでは、ナイトスポットをこんなコスメで自分を奮い立たせる、という誌面のフレーズとともに、そのコスメが入っていたり。自立した女性を描く「ダイアン フォン ファステンバーグ」とコラボし、ヴィヴィットなスカーフが入っている、ということも。街中をこれで闊歩して、自分と理想の女性像を重ね合わせてみたくなるだろう。

「毎月定額で、コスメなどのサンプルが届くというサービスとは違っていて、同じ定額のサービスでも、この箱に詰まっているのは、モノではなくコトだと思っています。つまり、この箱の中に詰まっているのは、パリの空気や息遣いそのもの。だから、サンプルを月額で送るサービスとは、決定的に違う、人の気持ちを盛り立てたり、日常に輝きやワクワクをもたらすということが、ここにはある。」と佐方さん。

スタッフが集まる会議に特別に潜入させてもらった!

 記者は、会議に潜入させてもらい、日本スタッフが話し合う姿も拝見した。そこでは、購入者が、どうすれば胸ときめかすだろうと思いを馳せ、意見を出し合っていた。細部にまで、目の行き届いた配慮は、まさにスタッフからの「おもてなし」だ。印象的なスタッフ皆の笑顔は、そのまま購入者の笑顔に結びついている。

 洗練されたパリの雰囲気を伝えながら、日本ならではのおもてなしが程よく調和して、購入者の気持ちを躍らせる。今日を楽しく、また、来月までの時の経過を楽しみにさせてくれる、この瞬間、時間もまたMy Little Box社がユーザーにおくる、最高級の贈り物なのかもしれない。素敵ですね、僕はこういうサービス好きです。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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