商品情報管理PIMの最前線:「Product Experience Summit Tokyo 2023」レポート

商品情報管理PIMの最前線:「Product Experience Summit Tokyo 2023」レポート

リーディングPIMプロバイダーであるContentservは、年次カンファレンスで、パナソニック コネクトが取り組む顧客価値起点のマーケティングの実現に必要な組織文化、プロセス、システムの整備、グローバルPIMの構築、そしてOMO戦略を成功に導いたFrancfrancの事例、PIMとCMS連携のB2B製造業のWebサイト事例、AIとPIMを活用して実現するデータ整備の必要性について紹介しました。
~顧客価値起点のマーケティング、業務の効率化、PIMとAI活用で商品コンテンツを次のステージへ

商品情報管理(PIM)のリーディングプロバイダーである株式会社Contentserv(以下、Contentserv)は、製造小売業における商品情報管理PIMの最新動向、ベストプラクティスを紹介する毎年恒例のカンファレンス「Product Experience Summit Tokyo 2023」を、2023年10月13日(金)にオフライン形式で開催しました。
https://go.contentserv.com/ja/product-experience-summit-tokyo-2023

消費型経済から体験型経済へと移行する現代において、顧客体験を高める上でデジタルコンテンツの重要性が増しています。コンテンツの力を最大限に引き出すためには、デジタル・インフォメーション・サプライチェーンの構築が製造小売業にとって重要なテーマとなっています。

さらに、顧客のセルフサービス化が進む中、必要なデータを迅速に入手することが求められており、AIが人の活動を支援する時代においては、企業は業務の見直しと同様に、データ整備においてもヒューマンリーダブルだけでなく、AIマシンリーダブルであることの重要性が高まっています。

本イベントの前半では、「顧客価値起点のマーケティング改革におけるグローバルPIMの役割」というテーマで、B2Bグローバル企業パナソニック コネクトが進める「デジタルカスタマーエクスペリエンス(DCX)」ビジョンの実現に向けた組織文化、プロセス、システムの改革を解説しました。その中で、グローバルPIMの構築、PIMプロジェクトの推進におけるおすすめポイント、AIとPIMを活用して実現するデータ整備の必要性について、マーケティングとテクノロジーの両面から詳しく説明しました。

イベントの後半では、PIM、CMS、および検索システムの連携により、顧客が情報を容易に検索・取得できるWebサイトを実現したB2Bグローバル製造業の事例と、PIMを基盤としてOMO戦略を成功に導いたFrancfranc様の事例を、導入・構築したパートナー企業独自の視点から紹介しました。

最後に、PIM導入・運用において最も時間のかかる「データモデルの作成」、「オンボーディング」、「エンリッチメント」といった課題を、AIを活用してどのように効率化できるかや、Contentservが今後目指す製品ロードマップのポイントについて、Contentservのカスタマーサクセス・プログラムマネジャーが解説しました。

参加者からは「導入企業様の話がとても参考になりました」、「商品情報マスタからAIで自動タグ付けできる機能に興味を持ちました」、「引き続き様々な事例の共有をお願いします」、「Contentservの効果的な使い方について詳細に提案いただきたい」といった評価をいただき、90%が本イベントの内容に満足したと回答しました。また、商品情報管理における課題については、74%が「製品に関するデータが各所に散らばっている」と回答し、同様に74%が現在、取り組んでいるデジタルマーケティングの強化・導入について、「商品情報管理(PIM)と「デジタルアセット管理(DAM)」を挙げていました。

今後、日本の製造小売企業がデジタルビジネスを拡大成長させるためには、製品/商品データを含めて組織、プロセス、システムの総合的な戦略を推進することが重要です。Contentservは、これからもユーザー様とパートナー様と共に積極的な情報発信を通じて、製造・小売企業の顧客体験の向上、収益の拡大に貢献していきたいと考えています。

【オンデマンド配信】
2024年1月31日まで本イベントのオンデマンド配信を開始しました。ご視聴を希望される方は以下ページ内の動画をクリックし「視聴を申し込む」よりご覧ください。
https://go.contentserv.com/ja/product-experience-summit-tokyo-2023

【登壇者】
・関口 昭如 氏(パナソニック コネクト株式会社 デザイン&マーケティング本部 デジタルカスタマーエクスペリエンス統括部 統括部長)

・船井 宏樹 氏(株式会社電通デジタル 全社直轄領域 ネクストコア部門 アカウントディベロップメント事業部 事業部長)

・山本 光重 氏(大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部ハイブリッドマーケティング本部 )

・色川 達也 氏(株式会社エクサ エンタープライズ営業本部 ビジネスソリューション営業部 エンタープライズ推進室長)

・ホールスト・ヒューバー 氏 (priint Group CEO )

・渡辺 信明(株式会社Contentserv 代表取締役社長)

・森 正臣(株式会社Contentserv カスタマーサクセス・プログラムマネジャー)

【Contentservが提供するProduct Experience Cloud)
https://www.contentserv.com/ja/

■ Product Experience Summitとは
Product Experience Summit Tokyoは、「商品情報管理を起点にマーケティングを変革する」をテーマに、企業の資産である商品の魅力をあらゆる販売チャネルでスピーディにお届けし、マーケティング強化、ブランディング強化、デジタル変革を支援するベストプラクティスや最先端な情報を発信する Contentserv 主催の年次カンファレンスです。 商品情報管理(PIM)の活用、実践例を共有する日本唯一のPIMサミットとして、様々な分野で活躍するビジネスリーダー、お客様とパートナーとともにお届けしています。今年は5回目の開催となります。
■会社概要
株式会社Contentservは、商品情報管理(PIM)ソリューションのリーディングプロバイダーです。各リージョンの拠点および広範なパートナーエコシステムを通じて、商品情報管理(PIM)、マスターデータ管理(MDM)、デジタルアセット管理(DAM)統合型 Product ExperienceCloudを展開しています。あらゆるチャネルに対して最適化されたリッチ・コンテンツをリアルタイムに提供することによって、企業の持続的な成長とブランド価値の向上を支援します。Contentservは、89カ国の500社以上の小売業や製造業のお客様の営業、マーケティング、経営企画、製品開発、情報システム等さまざまな部門で利用されています。

Webサイト:https://www.contentserv.com/ja/
Linkedin: https://www.linkedin.com/company/contentservjapac/
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Facebook:https://www.facebook.com/Contentserv/
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■本件に関するお問い合わせ先
株式会社Contentserv
マーケティング部・プレウスレン(Purevsuren Buddorj )
marketing_jp@contentserv.com