NEARLY、8,200万円(合計1億8200万円)の資金調達を実施

リアルタイムに店頭情報が見られるアプリ「NEARLY(ニアリ)」(以下、ニアリ)を開発・提供する株式会社ipoca(以下、「ipoca」)は、既存株主である株式会社環境エネルギー投資(本社:東京都品川区、代表取締役社長:河村 修一郎)、株式会社ケイエスピー(以下、ケイエスピー)、そして新規株主である横浜キャピタル株式会社(以下、横浜キャピタル)の3社を引受先とした第三者割当増資を完了したことをご報告します。

昨年から2回に分けて実施した今回のラウンドでは、合計で4社から1億8,200万円の調達となり、調達した資金総額は3億9,365万円となりました。これにより導入が好調なニアリのさらなるプロダクト価値向上のために体制強化をはかりさらなる成長を目指してまいります。

【増資の目的と背景】
ipocaは、自社で保有する日本最大かつ唯一の店頭情報データベースを活用したアプリを中心とする「ニアリ」プラットフォームを運営している企業です。「ニアリ」は、新聞の購読率が低下し、集客効果が機能しなくなってきたチラシの代替として、リアルな商業施設や店舗において導入されています。

商業施設や店舗が「ニアリ」を利用すると、地域のライトユーザーの集客や売上向上効果が得られるため、続々と導入が拡大し、今年2月に登録店舗数ベースで1万店舗を突破しました。

ニアリ事業は既に黒字ベースであり本格的な拡大期に入ったことから、ipocaでは今後、体制をさらに強化し全国へとサービスをさらに広げたいと考えています。また、この度、ipocaはニアリのさらなる拡大を促進するために、サービスの機能拡充を実施することにしました。特に施設および店舗売上計測などの分析機能の強化や、ユーザーによるお買い物によるお得な価値の向上などを実現したいと考えています。そのため、今回の増資により開発体制を強化する予定です。エンジニアの採用強化及オフィススタッフがより働きやすい環境作りなども同時に強化します。

【リアルコマーステックによる新しいビジネスへ】
今後、ipocaは約13.3兆円のファッション関連小売市場の9割以上(11兆円)を占めるリアルコマース(ECではなくリアルな店頭での購買)において、革新的な技術で画期的なサービス続々とリリースしていく予定です。「リアルコマーステック」は、様々な企業や業界の店頭情報や決済、物流などを含むサプライチェーンマネジメントと統合を図ろうとする新しい分野のテクノロジーです。 現在、ipocaはそれを多くの企業と実行する段階に来ています。

これからipocaは、日本におけるリアルコマーステックのリーディングカンパニーとして、最先端の技術力をさらに強化し、グローバルに強力に活動を展開していきます。