物流用語:バースとは?
物流用語「バース」についての解説です。
そろそろお正月も明けて休暇モードが抜けてきた頃でしょうか。寒波が厳しく身体が強ばる日が続いていますので、事故の無いよう引き続き気を引き締めていきたいですね。今回は新年一度目の物流用語解説として「バース」についてお話しします。
バースとは、車両を横付けして積み下ろしの作業をするスペースのことを指します。このバース管理も倉庫運営会社の腕前が問われるところです。なぜなら、倉庫の品質の一つとして「バースでトラックが滞留しない」という指針があるためです。
近年は長時間トラックを滞留させていると待機料を支払うよう国交省からも通達されており、労働環境やアイドリングで発生する温室効果ガス抑制の観点からも、滞留しないことが望ましいとされています。
ですから、トラックのスケジュールとバース近くに待機させておく貨物の管理が倉庫側に求められることになる訳です。安定して貨物を流通させられる、つまりトラックの手配を適切に実行できる倉庫はここで手を抜きません。デジタル化の一貫で、整理券を発行する予約システムを導入している倉庫もあります。
倉庫を見学される際には一度注目してみてください。我々物流企業の腕前をご覧いただけるはずです。繁忙期は混みがちですので、そのときは気持ち優しめでご覧いただけましたら幸いです。
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