【最終回】共感の正体とは?~お客さんの共感を得るための「コト売り」
究極の安売り。締め切り16時の即日発送。この二つを武器にして花を売り上げ会社は急成長。しかし、神様は僕に試練を与えた。
売上7割減。花を仕入れるお金もない状況から、ビジネスモデルを大幅に変更し、モノを売らずにコトを売るを実践。その結果、約18カ月でV字回復を果たしたが、その道のりは平坦なものではなかった。
花農家さんとのつながり、市場との連携、管理会計の恩恵。全てが複雑に絡み合い価格競争から抜け出すことに成功。ゲキハナという名の花屋はカゲキなシゲキを受けながら、カンゲキを売る花屋に生まれ変わった。
全10回。すべてを惜しみなくあなたにお伝えしようと思います。僕に起こったウソみたいなホントの話を。
※過去のコラムはこちらから
https://www.ecnomikata.com/column/12409/
はっきり言って、僕は商売があまり得意ではありません。
あなたは、手軽にモノを売ろうと思ったらどうしますか?流行っている商品を扱えば、ある程度は楽に販売個数を伸ばし、売上をあげていくことができます。そして、それが一番手軽でしょう。
でも、それは僕にとって、正直とても退屈な作業なんです。だから、僕は商売があまり得意ではないのだと思います。
ただ1つ言える事。それは、僕は商売が下手ですが、とても楽しんでいるということです。お客さんがまだ出会った事のないような、ワクワクする商品をご案内した時。お客さん