Yahooショッピングの検索アルゴリズム変更に関して

寺田 昇平

Yahooショッピングにおける検索結果上位表示(SEO)の重要性として

今回は、Yahooの検索アルゴリズムと最近発表された「ストア低評価率の影響」に関してです。

もちろん、Yahooショッピングにおいてアクセス数の増加を図るためには、検索結果の上位に出すことが重要です。
また、楽天と比較したときに、Yahooショッピングにおいてはより重要となってきます。

Yahooのポータルの検索結果において、ここ数か月前からYahooショッピングへの導線強化がされております。
下記のように、画像と価格が表示されるような形で誘導を強化されています。ここに表示されるものはYahooショッピングにおいて上位表示されている商品である傾向が強く、楽天よりも上位5位圏内の表示時のインパクトが大きいと考えられます。

 

Yahooの検索アルゴリズムの基礎とは

Yahooショッピングの検索結果で上位に表示されるためには、商品名やPRオプションでのチューニングとは別で、下記項目が非常に重要だと想定されます。
・販売件数
・PV数
・在庫数

楽天でもそうですが、基本的には売れるものが上位に出る構造となっております。
広告や販促を行う際は、ある一定の期間にPVと売上件数を集中するようにしていきましょう。


ストア低評価の影響に関して

2018年1月以降に実施されるアルゴリズム変更となりますが、一定の割合や条件で低いレビューがつくと、ストア低評価率が定めた基準を超えた場合に、検索結果およびカテゴリリストページ「おすすめ順」の商品表示順位が最後尾まで低下します。

低評価率は下記の方程式で計算されます。

「過去60日間注文に対してついた低評価件数 ÷ 過去60日間の注文数 × 100 = 低評価率」

低評価率が0.3%以上、且つ低評価が3件以上の場合が対象となります。
※低評価率が違反ラインを下回った場合は検索順位低下は自動解除され、順位が戻ってきます。


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著者

寺田 昇平 (Shohei Terada)

2005年3月、大学在学時に日本製品の海外販売をWebで開始。2007年5月、株式会社サイバーエージェントに入社し、在庫を持たずにネットショップを行うことができるドロップシッピング事業に従事。2007年10月、価格比較サイトECナビでショッピング部門に配属後、2010年1月のモバイルのショッピング周りの事業の責任者となる。2011年10月に株式会社Flesselを設立し、代表取締役に就任。大手携帯キャリアのポイントショッピングモールの構築や運営、大手ECサイト内のコンテンツ制作などを行う。その後、株式会社VOYAGE GROUPにてDSPや広告周りの事業に従事し、2016年1月に株式会社JSコンサルティングの代表取締役に就任。

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