【第5回】スタートアップ時の最短ルート。。。業界の先輩に直接ヒアリング行脚

近藤 真由香

ヒラ営業の私が東証一部上場企業で事業部を作った夢みたいな話。第5回です。 ヒラ営業の私が東証一部上場企業で事業部を作った夢みたいな話。第5回です。

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2013年・・・Eコマース関連の業務経験ゼロ。PLも分からない。

ヒラの広告営業だった29歳の私が、東証一部上場企業で新規事業を立ち上げ、現在、事業部になるまで事業拡大することができた。夢みたいな話。
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こんにちは、近藤です。コラム連載も第5回になりました。

本当にゼロからのスタートだった事業も、今では、売上12億超え、メンバー20名超えの組織となりました。事業計画、戦略策定、PL管理、人材採用、組織マネジメントなど、、、、事業の運営に必要なことを、たくさんゼロから経験しました。

今に至るまでに、私が経験した、数々の失敗や苦悩、一握りの成功や喜びや、学んだことを、このコラムで共有させて頂くことで、日々忙しく業務に追われている皆さまにとって、ひと時の気分転換になったり、時には共感頂いたり、少しくらい参考になったりすると嬉しいです。

今回は、全く知識ゼロからカラコンECサイトを作ろうと、ヒアリング行脚したお話です。

★ちょうど、この記事がUPされる2018年11月6日は、Mew contact 5周年の日です★

前回のお話・・・

プロジェクトの認可をもらった私は、どのようなカラコン通販にするのか検討し、調査結果から

ターゲット:カラコンに興味がある未使用の人と初心者
コンセプト:スマートフォンで買いやすい安心安全なカラコン通販サイト

という方針を決めたのでした。

そして、OPENにむけて動き始めました。

やらなきゃいけないことが多すぎる・・・

全くゼロからの立ち上げってそういうことかメンバーも私だけ。知識もなし・・・からのスタートでした。

まったくゼロから、カラコン通販サイトを作るということで、まずは、サイトOPENまでに、やらなきゃいけないことを書き出してみました。

仲間の採用/サイト企画/サイト構築委託先選定/倉庫委託先選定/運営システム選定/財務経理部との連携/品質保証部との連携 など・・・

え?私一人しかいないんですけど。。。そして、私はどれも経験がないんですけど。。。

ゼロからってこういうことか。

事業のスタートラインに立ったものの、険しい道のりが見えてしまいました。

先輩方に教えを乞うためにヒアリング行脚

もちろん自分で出来る限りは調べるのですが、やっぱり、実際に詳しい人に聞くのが最もシズル感のある情報が聞け、かつ時間のない私にとっては一番の手段だと思い、ご迷惑を承知で、教えを乞いに伺いました。

私は、知らない方にガンガンいけるタイプではないので・・・汗、前職の代理店時代の人脈や、ご紹介、マッチングサービスなどを駆使して、以下のような方々にお会いしました。

ECのこと教えてください。お願いします!ECのこと教えてください! ただお願いするしかありませんでした。

・ECサイトに詳しい代理店時代の戦友(経営者)

・代理店時代のECサイト運営のお客様
⇒ECサイトを既に運営している方や、ECサイト構築を受託する企業を経営している知人を訪ねました。ECサイトの現場の知識(サイト構築の種類、運用ツール、物流など)を、具体的に教えてくださいました。

・ソーシャルランチでマッチング
⇒ソーシャルランチというサービスが、当時は、社会人同士のランチを2対2でマッチングするというサービスを提供していて、それを利用しました。事業ドメインは違うのですがスタートアップをされている方を中心にお会いして、とても刺激を受けましたし、モチベーションが上がりました。

・カラコン通販運営会社様(競合なのにw)

・カラコンメーカー様
⇒一番詳しいのは、やはりカラコン事業の企業様ということで、競合サイト様や、メーカー様にお会いしました。当時常務だった今の社長の権力を利用して(笑)、アポイントをご依頼することもありました。業界の勢力図とか、実際にどういうブランドが強いとか、カラコンの大変なところなど、実情をお伺いしました。

ほんとにありがたいことに、みなさん協力的で、現場の生の情報を教えてくださいました。そして、私の知識はどんどん増えていったのです。

スタートアップは分からないことだらけです。分からないことが多いと、先が見えず不安が募りますが、分かってくると霧が晴れたみたいで、やるべき道が明確になり、気持ちが楽になります。

また、日々新しい知識が大量に入ってくる状況がとても面白く、「知らないことが分かる面白さ」を改めて実感しました。「通販サイト」のことや「カラコン業界」のことを、知れば知るほど面白く、とても楽しかったことを覚えています。(今でもカラコンビジネスは面白いのですが)

私の部署のメンバーにも、スタートアップだからこその、知的好奇心が満たされる楽しさを味わって欲しいと思っています。メンバーのスタートアップのサポートが出来たらいいな~と思っています。

事業を大きくして恩返ししたい

皆さん親切に教えてくださって、ほんとうに感謝!!皆さん親切に教えてくださって、ほんとうに感謝!!

このヒアリング行脚の際、「カラコン事業を成功させて先々でお返ししたい!!」と思っていました。

この想いはその後のサービスリリースや事業拡大の原動力となりました。

教えを乞うことしかできない実績もない私に、手を差し伸べてくださるような方々は、見返りを求めていらっしゃったとは思わないのですが、私の心境としては、“事業を大きくして恩返しをしたい”という想いで事業を大きくしてきました。

そして、現在、親切にしてくださった方々の多くが、お取引先様になっています。

カラコンメーカー様なら、カラコンを仕入れて『Mew contact(ミューコンタクト)』で販売させて頂いていますし、開発会社様でしたら業務を委託させて頂いたり、別会社様のお仕事をご紹介させて頂いたりしています。

少しずつ恩返しが出来ているのかしら・・・?と思いつつ、商談でご来社頂いた際に、当時の昔話が出来ることをとてもうれしく思っています。

今は先輩に教えを乞いやすいサービスがある

先述しているとおり、たくさんの先輩方に会うため、人脈を駆使して、けっこう苦労しましたが、今では便利なサービスがあります。

それはスポットコンサルのマッチングサービス「ビザスク」さんです!!

<「ビザスク」は、ひとりひとりのビジネス知見を、新規事業や業務改善のヒントを求める企業へつなぐ日本最大級のスポットコンサル・プラットフォームです。(同社HPより引用)>
株式会社ビザスク:https://visasq.co.jp/

ソーシャルランチでスタートアップされている方とお会いしていたと先述しましたが、実は、2012年10月に「ビザスク」のサービス企画中だった端羽さん(ビザスクの代表取締役CEO)とランチをさせて頂いていたのです!

当時、端羽さんは「ビザスク」を企画中で、β版を作られていた時期でした。「ビザスク」のサービスのことを、熱く語ってくださいまして、その企画内容に衝撃を受けました。

その道の専門家のお話を、自分で直接交渉せずともマッチングしてもらえ気軽に伺えるなんて、なんとスタートアップに嬉しいサービスなんだ!!と。

当時私がヒアリング行脚をしていて、一番気がかりだったのは、一方的に依頼していることでした。その場で何かお返し出来るわけではなく、かといってお金を払うなんて生々しいし。

すべて、教えてくださる側の「善意」でしかなかったので、基本的に教えてもらう側は「申し訳ない・・・」という気持ちなんですよね。

「ビザスク」は、教えて頂くことの感謝は対価でお渡しすることが出来て、教える側も自分の知見を誰かに役立てることが出来、スキマの時間で対応ができるというWINWINの仕組みを、サービスとして提供しているので、この教えてもらう側の申し訳ない気持ちがなく、教えて頂いたことに対して純粋に感謝できることがありがたいです。

また、私の場合はお会いするまでの労力が結構大変だったのですが、「ビザスク」はマッチングでそのハードルを格段に下げ、気軽に「教える」「聞ける」を仕組みとして提供しているので、ほんとにスタートアップに助かるサービスだと思いました。

さらに、「ビザスク」はこれまで企業内で対応していた「育成」や「新サービス開発」を、企業を超えて行うことが出来るという点も素晴らしく、非常に社会貢献度が高いサービスだと思います。そんな「ビザスク」は日本ベンチャー大賞を受賞され、昨今のスキルシェアの先駆けサービスとして大成功されています。

端羽さんとは2012年10月にお会いし、その後お互い約1年後にサービスをリリースしています。
(「ビザスク」様は2013年10月/『Mew contact』は2013年11月にリリース。)

サービスリリースから同じ5年ということと、同時期にサービス立ち上げをしたということで、私は勝手に親近感と憧れを持っており、端羽さんのFacebook投稿を拝見しつつ「ビザスク」の今後に期待している一人です(笑)  
※この記事、アフィリエイトとかじゃないですからね!!

ということで、今回のコラムのまとめですが、

スタートアップにおいて、業界の先輩の生の声を聞くことが最短コーススタートアップにおいて、業界の先輩の生の声を聞くことが最短コースです。

その道に詳しい経験者にお話を伺うのが一番です。また、業界知識だけでなく、同じスタートアップを頑張っている方とお話するのも、モチベーションUPになりますよ。

これから何らかのスタートアップをされる方は、お知り合いや「ビザスク」なども駆使して、直接先輩に教えを乞いに行くことをおすすめします。

それでは、次回に続きます。

著者

近藤 真由香 (MAYUKA KONDO)

香川県高松市出身  趣味はバレエ
早稲田大学 人間科学部卒

2007年 株式会社サイバード 入社
    モバイル広告代理店事業のスタートアップ部門に配属
    モバイル広告黎明期より、営業・メディアプランナーとして従事
2011年 フリュー株式会社 入社
    自社メディアの営業として従事
2012年 新規事業計画を経営会議でプレゼン
2013年 カラーコンタクト通販の部署を作る(ECプロジェクト始動)
2015年 カラーコンタクト事業が部に昇格
2018年 カラーコンタクト事業が事業部に昇格

【通販サイト】
カラコン通販 Mew contact(ミューコンタクト)
https://contact.mewshop.jp/

カラコン全品即日発送 Rapid contact(ラピコン)
https://rapicon.jp/

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