カラコン専門ECサイト『Rapid contact』のこだわりに学ぶECサイトのあり方

ECのミカタ編集部

 フリュー株式会社(本社:東京都渋谷区)は、カラーコンタクトのECサイト『Rapid contact(ラピッドコンタクト)』を、12月4日(月)にオープンした。“全品即日発送”を売りに、国内承認を受けた安心で安全な商品のみを扱う。

 フリューは「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」を企業理念に掲げ、プリントシール機やキャラクター事業、ゲームやアニメなど、若者向けに事業を展開しているエンタテインメントを基軸とした企業だ。

 そのフリューがカラーコンタクトのECサイト『Rapid contact(ラピッドコンタクト)』をオープンさせた。すでにフリューは「Mew contact(ミューコンタクト)」というコンタクトのECサイトを運営しており、ノウハウは持ち合わせている。

 ではなぜ『Rapid contact』を新しく立ち上げたのか?一番の理由は“全品即日発送”に対応すること。平日は17時、土日祝は15時までの注文を、その日のうちに発送を行う。カラーコンタクト愛用者の中には“すぐに欲しい”という要望が多数存在することから、スピード感を持ってユーザーに迅速に商品を届けることで、品質と利便性の面から女の子の“かわいい”をサポートする。

何にこだわり、何を個性とし、何に特化するか

 フリューが運営する女子高生・女子大生の動向調査・研究機関『GIRLS'TREND(ガールズトレンド)研究所』から以前リリースされたアンケート調査によると、女子高生・女子大生の83.8%がカラコンを使用した経験があると答えている。また、「ないが、使ってみたい」(13.2%)という回答をあわせると、回答者全体の97.0%となり、カラコンに対する使用度や関心は相当高い。


 また、カラコンを使う理由として、「ファッションの一部」が第1位(57.7%)だった。女子高生・女子大生の「明日カラコンして出かけたい!」という要望に『Rapid contact』はしっかりと応えてくれるECサイトになりそうだ。

 「とにかくECサイトを立ち上げれば良い」という時代はとうに過ぎ去った。競合は多いはずなので、ショップの魅力や個性、コンセプトやターゲットをしっかりと絞って狙い撃ちしていく必要性が出てきた。

 そうした中で『Rapid contact』がこだわった「スピード感」はユーザーの心を掴んでいくのではないだろうか。ECサイトとしての方向性を考えていく上で、とても参考になるショップのオープンだと感じる。

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