画像・文字情報の使い分けがポイント!Amazon商品ページで魅力を伝えるコツ
こんにちは。
アグザルファのAmazon専門コンサルタントです。
Amazonに出品しよう!
と決めた時、自分の出品した商品を多くの人に、
「知ってもらいたい」
「商品の魅力を伝えたい」
「こだわった点を知って欲しい」
そして最終的には購買につなげたい、と考えるかと思います。
消費者が商品を購入する方法は大きく分けては2つ。
1:AmazonをはじめとするECサイトでのネットショッピング
2:実店舗での購入
どちらも消費者が商品を購入する際必要なことは「商品の情報」です。
ほぼ全ての商品には類似商品があります。
他商品と比べられても負けないポイントとなる「情報」を伝えなければいけません。
残念ながら消費者は「わからない」ものは「拒否」をし「買わない」という判断をします。
Amazonは商品登録のフォーマットが決められているため、全体を通して見やすく、他商品との比較もしやすいECサイトです。
その分、商品を出品する出品者としては、Amazonのインターフェースの中でいかにして自社商品の魅力や詳細を伝えることができるか、というのはとても重要です。
Amazonで魅力的な商品ページを作成するコツはコチラから!
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Amazon商品ページ構成
Amazonの商品ページを見てみましょう。
大まかに以下の項目で商品ページが構成されています。
①画像のサイズアップ
②メイン画像
③サブ画像
④商品名
⑤商品レビュー
⑥価格
⑦送料
⑧付与されるポイント
⑨キャンペーン
⑩バリエーション
⑪箇条書き
⑫在庫状況
ここで情報形態を「画像」と「文字」に分けてみます。
画像情報 ①〜③
①~③のイエローの部分が「画像」情報です。
Amazonを含むECサイトで商品を購入する際、実際に商品を手にとれないので特に「画像」は「実物を知る」に近く、「商品そのものが分かりやすい」という大前提のほか、
・購入後に自分が使うイメージ
・部屋にそれがある時のイメージ
など購入後を想起させ、自分が求めているものであったり、購入したら「よさそう!」と想像ができることも重要です。
余談ですが、人の脳は右脳でイメージ情報を処理します。
そして右脳で処理したイメージ情報は記憶に深く残るといわれています。
商品を記憶させることはそれだけ購入の可能性を高めます。
そのため「魅力的な画像」というのは欠かせない要素なのです。
それでは、まずは①〜③の「画像」情報の各項目について見ていきましょう。
①画像のサイズアップ
②~③のサムネイルの中から選択した画像が表示される場所になります。
ここで重要なのは「画像サイズ」です。
1000pixel×1000pixel以上で画像を登録することでサイズアップ(拡大)して表示されます。
サイズアップが可能な画像の場合は、画像の下に「画像にマウスを合わせると拡大されます」と表示が出ます。
拡大鏡のように大きく表示されるので、例えばアパレル商品であれば、布の生地感や縫い目などを確認することができます。
②メイン画像
Amazonではメイン画像は基本的に商品単品の画像のみ、背景は白と規定があります。
これを守らないと、検索対象外になる可能性もあるので注意しましょう。
メイン画像の画像基準についてはコチラから!
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③サブ画像
最大8枚まで設定することができます。
商品の詳細や魅力をテキストも加えながら画像で伝えていきましょう。
あくまで画像なので、文字情報ばかりではなく、なるべく画像でしか伝えられないことを伝えるよう心がけましょう。
逆に、製造過程のこだわりや原産国、材料、材質などは文字でないとなかなか伝えられません。
画像+文字の分量としてポストカードや絵葉書などの情報量を目安にするのがおススメです。
文字情報 ④〜⑫
文字情報についてみてみましょう。
④~⑫のブルーの部分が文字情報です。
文字情報は、画像だけでは伝えられない「説明」をする必要があります。
④〜⑫の「文字」情報の各項目について見ていきましょう。
④商品名
商品名というよりもAmazonにおける「商品表示名」といった方が近いかもしれません。
商品名のほかに、ブランド名やバリエーションがある場合、「カラー名」や「5個入り」などの数量、長々と文章は入力できませんが、簡単なアピールポイントも設定しても良いでしょう。
また、Amazonサイト内におけるSEO対策にもなる項目になります。
⑤商品レビュー
近年「口コミ」という購入者からの生の声は購入するか否かの参考として非常に重要なものになりました。
星の数はもちろん、レビュー文を読んでから購入判断されることも多くあります。
良いレビューを早く多く頂くことが望ましいですが、なかなか商品レビューがつかない場合、出品者ができる施策として「早期レビュー取得プログラム」を申請することができます。
「早期レビュー取得プログラム」は、必ず高い評価が得られるプログラムではなく、低い評価を書かれてしまうこともありますが、レビューを獲得しないかぎり手数料は発生しませんので、導入しやすいプログラムになります。
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⑥価格
「販売価格」として設定した価格が表示されます。
セール時は販売価格に打ち消し線が引かれ、「セール価格」が表示される二重価格の場合もあれば、「セール価格」だけが表示されることもあり、商品によってばらつきがあります。
⑦送料
ここでは送料の有無が分かります。
出品者にとっては必ず発生するコストですが、購入者にとって「送料無料」である見え方は、購買決定要因にもなり得ますのでとても重要と言えるでしょう。
⑨キャンペーン
例えば「同じ出品者内で2点以上購入すると5%OFF」など、独自のキャンペーンを設定することができます。
「割引されるならもう1個買おうかな」という「合わせ買い(複数購入)」を狙うことができます。
⑩バリエーション
該当商品にサイズ違いや、数量違い、フレーバー違いなどのバリエーションを組んでいる場合に表示されます。
バリエーションを組んだ方が良い商品と単体で販売した方が良い商品とありますので、商品特性に合わせて設定しましょう。
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⑪箇条書き
文字情報における真骨頂な部分です。
最大5点まで入力することができます。
文字でしか伝えられない説明や情報、アピールポイントやこだわりを設定しましょう。
スマートフォンの場合、箇条書き項目はアプリの仕様上決められた縦幅の中で折りたたまれ、クリックすることで全表示されます。
箇条書きのボリュームによっては、クリックしなくてもほぼ全ての箇条書きが読めることもあれば、1つ目の箇条書きの途中で文章が途切れてしまうこともあります。
そのため、伝えたいことは上から優先に記載することをおすすめします。
ここで注意すべきことは「書きすぎない」ことです。
出品者は商品のことを知ってもらいたいが故、事細かに全てを書こうとしてしまう傾向があります。
「もっと知りたい」と思う購入者のために入力しておくことは重要ですが、画像だけで購入を判断する消費者もいます。
商品の説明はもちろん必要ですが、「この商品の購入を検討している人はどんなことが知りたいのかな」ということを念頭において記載する原稿を考えましょう。
この部分が意外とズレてしまい、消費者を置いてきぼりにしてしまう場合があります。
商品に思い入れがある出品者だからこそ、悲しいミスマッチが生まれることがあり、難しい部分でもあります。
箇条書きは更新可能な項目(場合によっては更新不可になることも)ですので、適宜見直しを図っていきましょう。
⑫在庫状況
在庫が十分にある場合は「在庫あり」と表示されます。
在庫数が少なくなってくると「残り〇点 ご注文はお早めに」と表示され、「急がないと売り切れになってしまう…」と印象を与え購買衝動を刺激する可能性もあります。
ですが、一度に複数点購入され、在庫ゼロになると販売機会損失に繋がる可能性もあります。(タイムリーに対処できれば良いのですが)
また、相乗り出品者が存在する場合には、在庫数もカート獲得に少なからず影響が出ている可能性がありますので、提供できる在庫数分を表示させておくことも状況に応じてご判断ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
商品情報を伝えるべく、少しの工夫で商品の認知度の向上や購買につながることがあります。
出品者が伝えたいことと消費者が欲しい情報をしっかりとマッチさせ、「画像」で伝えるべき情報、「文字」で伝えるべき情報を上手に使い分け、商品の魅力が発揮でき購入につながる商品ページにしましょう。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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