【第二回】業務効率化のためのシステム化 ~EC企業が知らない業務改善~
毎日、同じルールで、同じ事を行っている業務は会社内ではたくさんあると思います。
例えば、エクセルシートに数値を入力したり、数値を転記したり、日々行っている業務。
また、通販サイトを特定のルールで更新(新作・再販・ランキング・コーディネート等)している業務など、日々行っている業務はシステムによる自動化を行うことで、業務効率化を進めましょう。
今回の『【第二回】システム化による効率化』では、EC業界が知らないシステム化による業務効率化について紹介させて頂きます。
【第一回】業務効率化の第一歩はミエル化~EC企業が知らない業務改善~
(http://goo.gl/H3IfTZ)
1.サイトの自動更新化
楽天・ヤフー・DeNA・自社など、複数サイトを運営している場合に時間が掛かるのが、サイトの更新です。日々更新する箇所は、サイトトップ、カテゴリページ、商品ページの新作、再販、お勧め、ランキング、コーディネート、商品紹介など様々です。
これらの更新作業は、サイトにもよりますが、1日に数時間かかります。そこで、これらをシステムで自動更新化することで、この業務時間をゼロとして、売上を上げることが出来る業務に集中しましょう。
サイトの自動更新化は、ルールが明確であれば可能ですので、日々時間が掛かっている場合は検討していきましょう。なお、サイトの自動更新のシステム化を行いたい場合は、いつでもご相談ください。
2.エクセルを利用した業務のマクロ化
エクセルを使った更新作業、数値・情報の転記業務は会社内であふれていると思います。これらの業務をボタン一つで自動化=マクロ化していきましょう。
マクロ化できる例としては、毎週作成する売上報告書のデータを簡易化、シート間でデータのやりとり(画像データもエクセルに自動で貼り付けること可能)など、エクセルを使う業務で、日々行うことは、大体がマクロ化可能です。
3.商品登録のシステム化
複数サイトの運営を行っている場合、商品登録を1つのサイトが完了すれば、他のサイトへも反映されるシステムを導入しましょう。この際、システムにより、出来ることが異なること(画像まで登録できる/できない、モール間へのデータ移行のカスタマイズ)、また、利用料金が異なるので、各社を比較・検討しましょう。
4.在庫管理のシステム化
複数サイトの運営を行っている場合、在庫数をサイト間で割り振る(各モールのAPIで高速連携することで、割り振らないで良いシステムもある)必要があります。
例:在庫数が10個の場合、
Aモール:5個、Bモール:3個、Cモール:2個と割り振る
この様な各サイトへの在庫割り振りも、システムにより自動化できます。このシステムもまた、システムにより出来ることが異なること(割合でサイト(商品)ごとに在庫数を割り振ることができる/できない、)、また、利用料金が異なるので、各社を比較・検討しましょう。
次のページにて、今すぐ使える業務改善のツール紹介!
5.日常業務の効率化
日常的に実施する作業を効率化するために便利なアイテムやソフトを紹介します。
1.デュアルディスプレイ
パソコンの画面を2台とすることで、何度もウィンド画面を閉じたり、開いたりする時間の無駄を無くす事が出来ます。
ディスプレイの解像度が高いとより効率的な仕事ができます(解像度2560*1600など)。
ただ、注意したいのが、デュアルディスプレイを導入すると、その大きさから前方を見渡せなくなります。そのため、部下を持つメンバにとっては、部下への気付き、労りなどの弊害となること注意する必要があります。
2.コピペ簡易化
コピーペーストを一日に何百回と行っている場合は、クリップボード管理ソフト(cliborなど)を導入しましょう。
コピーした内容を記憶させる事ができ、記憶させた文字を容易に貼り付けることができます。
clibor
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se472890.html?_ga=1.186433504.857315861.1464037878
3.CSV加工簡易化
CSVの加工には、エクセル、オープンオフィス、CSV軽量化ツールを活用しましょう。これらのソフトでファイルサイズの大きいCSVの加工を行うことが可能です
CSV軽量化ツール
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se502042.html?_ga=1.186433504.857315861.1464037878
その他にも数多くの、費用がほとんど掛からず業務を効率化することが出来るツールがありますので、それらを導入していきましょう。