てんちむさんに、タレントの情報発信事情を訊いてみた

ECのミカタ編集部

取材後にイベントに出演されるということでそのコスプレを見せていただきました!

 今、インターネット上で、SNSやそれに類するサービスを活用した、タレントの情報発信が盛んになっている。それにより、ファンとのコミュニケーションがより身近になったり、そういったインターネット上の人気タレントと組んで、ビジネスとして情報の拡散を企画することも増えている。

 例えば「インフルエンサー」という言葉がある。インフルエンサーとは、インターネットユーザーの購買行動に大きな影響力を与える人物のことを指す。このインンフルエンサーにタレントを活用する事例は珍しくない。

 今回、そういったタレントの情報発信事情を探るべくお話を伺ったのが、タレントのてんちむさんだ。てんちむさんは、YouTubeやブログ、Twitterなどで、主に美容系の情報発信を行っている。また、タレントとトークができるWebサービス「Poptalk」に参加しており、このPoptalkを提供するSupership株式会社の紹介で、今回の取材となった。

 Poptalkとは、参加しているタレントがWeb上に自分のトークルームを持ち、チャット機能や写真をアップしてファンとコミュニケーションを取ることができるサービスだ。トーク自体は無料で、有料のサービスとしては、コインを購入してタレントにギフトを贈ることで、タレントを応援する仕組みが用意されている。

 今回の取材ではてんちむさんに、インターネットを使った情報発信事情、Poptalkを利用して実際のところはどうなのかなどを伺っていく。

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インターネットによる情報発信の種類と違い

ー今、インターネットを使った情報発信としては、何に力を入れられていますか?

 今はYouTubeとTwitterですね。YouTubeの方がよりオフィシャルな感じで、Twitterはプライベートに近い感じでやっています。元々ブログをやっていて、YouTubeは9月の頭から始めました。ブログだと言葉では分かりづらかった部分が、YouTubeでは分かりやすく伝えられるようになったと思います。伸び率も良いと褒めていただいていますし、動画は再生数でウケが良い動画の傾向というのが分かりやすいですね。

ー反応の良い動画としては、どのようなものがあるでしょうか?

 今までに一番ウケが良かった動画が、元ギャルがギャルメイクをしてみたという動画で、二番目に良かったのがダイエットについて語った動画です。ブログとYouTubeではユーザー層も違うので、新しくファンになってくれる方も増えました。

ーユーザー、ファンの方からの反応はどうですか?

 参考になるというコメントは嬉しいですね。逆に参考になるコメントをもらうこともありますし、動画をアップしてすぐコメントをくれた方にはお返事をすることもあります。コミュニケーションが取れるのは嬉しいですね。また、あくまでも参考になることをアップしていこうという志向で、マイナスなことは載せないようにしています。

Poptalkに参加してみて

ーてんちむさんは「Poptalk」に参加されていますが、YouTubeやTwitterなどと違うのはどういったところでしょうか?

 Poptalkはファンの方と距離が近い、身近な感じはしますね。ユーザー層は、年上の方や男性の方も多いイメージです。本当に好きな人が見てくれるという感じがしますし、逆に他の方のファンの人が興味を持ってくれたりということもありました。

 コミュニケーションをとることで喜んでもらえるとやはり嬉しいです。あとは、有料のサービスでギフトを贈ってくれた人には、何か恩返ししたいなと思っていて、名前やありがとうと入れた画像を作って送ったりということもしました。

ーインターネットで情報発信をすること、また「Poptalk」に参加することで、何か変化はありましたか?

 今回の取材もそうですが、拡散力が大きくなりました。Poptalkであげた写真を元にメディアで記事にしてもらったりということもありました。

 他には、美容系の情報発信で、最初は割と高めのコスメを使うことが多かったんですが、それだと使えないという声もあって、もう少し安価な、真似できるメイクをしてみました。そうすると、安いコスメでも全然盛れるし、可愛くできるという気づきもありましたね。

今後、インターネットで発信したいこと

今後、インターネットで発信したいこと

ーてんちむさんはいろいろな画像をアップされていますが、写真を撮るときのコツってありますか?

 人間の顔って左右非対称だと思うんですけど、こっち側のこの角度から撮るのが一番良いという、盛れる角度というのが人それぞれあるんですよ。それを探して見つけると良いかなと思います。これは動画でも一緒ですね。

ー情報発信にも色々コツがあるんですね。今後、インターネットを使ったコミュニケーションについて、どういった展開を考えていますか?

 一方通行ではなくて、ファンの人の反応を見つつ、自分がやりたいこととファンの人の反応が良いものが重なるところをやっていきたいと思っています。いろいろなことを発信していきたいと思っていますので、それがお力になれたら嬉しいです。

★以下のYouTubeチャンネル、Twitterアカウントにて情報発信中★
YouTube→てんちむCH / Twitter@tenchim_1119


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