「FREX B2B 後払い決済」導入企業1,000社!新たな導入企業も

ECのミカタ編集部

株式会社ネットプロテクションズ(以下、ネットプロテクションズ)は、「FREX B2B 後払い決済」の利用企業社数・利用件数を順調に増やし、2年連続で取扱高が170%にまで成長、2月1日時点で導入企業は1,000社を突破した。

掛け払いに対するニーズに応え、EC店舗を課題解決へ導く

 「FREX B2B 後払い決済」とは、ネットプロテクションズが企業(売り手)と企業の顧客(買い手)との取引の間に入って掛け払いを行うサービスである。企業間取引では掛け払いによる取引が一般的だが、請求業務の負荷が大きく、売上金額の回収ができないというリスクも高いため、買い手に対して前払いでの取引を要求したり、掛け払い取引でも買い手を制限したりするなど、いくつかの課題を抱えていた。

 昨今、市場成長が鈍化・低下する中、企業成長のために生産性向上や新たな販路拡大を目指す企業が多く、与信・請求書発行・代金回収・未回収リスクの保証までを請け負う掛け払い決済サービスへのニーズが高まっている。「FREX B2B 後払い決済」では、そういった掛け払いのニーズに応え、企業が抱える課題を解決して企業間取引を支援していく。

 「FREX B2B 後払い決済」の企業与信は、銀行や信販会社等が行う方法とは異なり、書類提出等の事前手続きの必要は無い。取引に関するビッグデータを活用した独自の与信システムを利用することで、与信通過率98%と高い通過率を誇り、企業間取引における与信審査の障壁を低くすることに成功している。

 また、各導入企業に合わせて発行する請求書の請求明細を印字したり、販売元企業のロゴを掲載したりと、既存商流に適したサービスを提供していることから、他社からの切り替えを含む導入が相次いでいる。そういった多くの顧客からの支持を受け、今回、導入企業が1,000社にまで到達した。

酒類販売を主軸とするFOR-RESTが導入

 「FREX B2B 後払い決済」は、2月1日時点で導入企業1,000社となったが、その翌日2日に新たな導入企業が追加された。それは、酒類販売を主軸事業とする株式会社徳岡の子会社FOR-REST株式会社(以下、FOR-REST)である。

 FOR-RESTは、酒類や一般食品、食品以外ではお箸・おしぼりなどの10,000品目以上の商品を、飲食店に卸売りを行っている。顧客は個人飲食店、もしくは数店舗を経営されるリージョナルチェーン店といった中小規模の飲食店が大部分を占め、取引先は3,000店舗以上を抱えている。競争が激化する業務用酒類販売業界において、FOR-RESTではさらなる飛躍の武器として「営業力・サービス力強化」を方針に掲げ、その打ち手として「FREX B2B 後払い決済」を採用することとなった。

 また、中小企業の飲食店がメイン顧客になっているため、少額の売掛債権を多数抱えており、売掛債権回収業務に多大なリソースが割かれていた。それに加え、現金での集金も行っており、集金と管理にも多くの業務負担がかかっていた。

 こういった請求業務負荷のために、営業担当者は営業活動以外に多くの時間を割かざるを得ない状況となっており、また請求業務のストレスも合わさり、本来のコア業務であるヒアリングや提案といった営業活動に時間を十分に割くことができなかった。それを解決するためにも「FREX B2B 後払い決済」が必要なのだ。

 決済関連業務は、非常に重要であるため慎重になり時間をかけてしまいがちだが、それでは通常業務が滞り企業の売上成績に支障をきたしてしまう。「FREX B2B 後払い決済」は、EC企業のそのような問題を解決し、今まで1,000社ほどの企業を救ってきた。更に売上を向上させるためには、様々な施策に加えて決済関連業務の見直しも必要かもしれない。

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