利益を瞬時に管理。「bambooshoot利益レポート」でに利益計算にかかる時間をゼロに

ECのミカタ編集部

 AI(人工知能)でEC運営の自動化を推進する株式会社マージェリック(以下、マージェリック)は、花を売るEC店舗「ゲキハナ」を運営する、あとりえ亜樹有限会社と、EC特化型の利益額がリアルタイムでわかる「bambooshoot(バンブーシュート)利益レポート」を共同開発した。本日、2017年3月27日(月)より提供を開始する。

マージェリック×ゲキハナ共同開発「bambooshoot利益レポート」とは

 bambooshoot利益レポートは、EC店舗の利益計算にかかる手間や売上と利益の同時把握が難しいといった課題を解消するべく開発された。当システムでは、固定費や出荷手数料などの変動費を入力すれば、受注の度に利益の自動計算が行われ、月内の利益進捗がリアルタイムに表示される。

 これにより、月内の売上と利益の進捗の瞬間把握が可能になるほか、最小1日単位から利益を確認できることで毎日の施策振り返りも簡単だ。

■あとりえ亜樹有限会社 代表取締役:古屋 悟司氏のコメント
 管理会計ツールの自動化を目指していたところ、マージェリック社と出会い、目指す世界に双方が共感したことで『bambooshoot 利益レポート』の共同開発が実現しました。これには、自身が会計を理解し赤字体質から黒字体質へ変わることができた過去の原体験も活かされています。実際「ゲキハナ」で『bambooshoot 利益レポート』をテスト利用したところ、利益がリアルタイム表示されることで、一般的にも毎日3時間から半日ほどかかっている利益計算の時間がほぼゼロになりました。「今、いくら利益が出ているのか」といったリアルタイムでの利益見える化に貢献できると考えています。

 EC企業にとって、ベストな状態でサービスを提供し、丁寧な接客で顧客をファン化するためには、自社の業務効率化が重要となる。今回紹介したbambooshoot利益レポートは、まさにこれから成長していきたいと考えるEC店舗や、「どうして儲からないのだろう」と躓きを実感している店舗にとって真価を発揮するように思える。こういったツールを用い、利益を可視化することで、事業を良い方向へと導けるはずだ。

 今後の展開として、両社は2017年6月までに楽天市場出店店舗向けにbambooshoot利益レポートの100店舗の導入を目指し、2017年6月には、Yahoo!ショッピング出店店舗へも対象を広げる予定であることを明らかにした。当システムの月額利用料金は、7,000円(※別途、『bambooshoot』プレミアムプラン(3,000 円/月)への契約が必要)である。

 また、bambooshoot 利益レポートの共同開発が実現した背景として、「ゲキハナ」古屋氏は、「自身が会計を理解し赤字体質から黒字体質へ変わることができた過去の原体験も活かされている」とコメントしている。古屋氏は、「ゲキハナ」を運営していく中でこれまで歩んできた軌跡をECのミカタ連載コラムにて紹介している。是非こちらも、EC店舗運営のヒントとして参考にしていただきたい。


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