NIPPON PAYがEC-CUBE Ver2系プラグインを提供開始。中国三大決済サービスへ対応

ECのミカタ編集部

 株式会社NIPPON PAY(東京本社:東京都中央区、大阪本社:大阪市西区)は、同社のオフィシャルウェブサイトにて、9月25日(月)よりECショップ向けに中国三大決済サービスのEC-CUBE Ver2系プラグインを無償で提供を開始すると発表した。

 NIPPON PAYの様々な取り組みが興味深い。中国三大スマホ決済であるUnion Pay、WeChatPay、Alipayなどの決済サービスを日本でも簡単に取り扱いを開始することができるNIPPON PAY。2020年の東京オリンピックを見据えて増加するであろうインバウンド需要に対し、積極的なキャッシュレス化を進めている。

 この度、その三大決済サービスをEC-CUBEに実装するためのプラグインを無償で提供すると発表した。これまでVer3系での提供はあったものの、Ver2系プラグインの対応への要望も多かったとして、提供開始に至った。

 Amazon Payに関してもVer3系プラグインはリリースされており、こちらに関してもVer2系でリリースする予定だとしている。これによってEC-CUBEを使用のECショップのほぼ全てに対して、中国三大決済サービスの導入が可能となる。

世界が身近になることで広がる決済方法。グローバルで先進的な視点を

 NIPPON PAYは2020年向けて日本をキャッシュレス化することを経営理念に活動をしている。今後は、LINE PayやKakao Payの他、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨も含め、様々なキャッシュレスソリューションを展開していく予定だという。

 中国の爆買いも一段落し、現在その流れはECに向いている。中国人を始めとした海外ユーザーの趣向や決済方法などは抑えておかないと、機会損失を招いてしまう。NIPPON PAYの対応力はスピード感があり、様々な場面で重宝するだろう。現金とカード払いだけに対応しておけば良い時代は終わった。ここからはよりグローバルで先進的な視点が求められるのだ。

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