企業間で在庫のやりとりができる『スマセル』がオープン後3カ月で約250社登録の急成長達成!

ECのミカタ編集部

繊維原料・製品の再生のエシカル・インテリアブランド「RDF」の運営業務などを行う株式会社ウィファブリック(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:福屋 剛、以下「ウィファブリック」) は、同社が運営する業界のフリマサイト『SMASELL(以下「スマセル」)』の登録社数がオープン3ヶ月で約250社を達成したことを公表した。

企業間で繊維・ファッションの在庫取引ができる『スマセル』

企業間で繊維・ファッションの在庫取引ができる『スマセル』

年間170万トン廃棄処分される繊維原料・製品をデザインの力で再生させる、エシカル・インテリアブランド「RDF」の運営業務を行うウィファブリック社は、同社が運営する業界のフリマサイト『スマセル』の登録社数がオープン3ヶ月で約250社を達成したことを公表した。

『スマセル』は、大手商社やアパレル企業が続々と登録する繊維ファッション業界のフリマサイトで、企業・法人間で在庫を売買するのが顕著な特徴となっている。手軽に企業間での在庫取引ができるオリジナリティあふれるサービスモデルや手厚いサポートなどが広く支持されている。

『スマセル』がオープン3ヶ月にして急成長

『スマセル』がオープン3ヶ月にして急成長

その『スマセル』が、サービス開始以来3ヶ月で登録企業が約250社を数えるに至った。ローンチ段階にあり、特に企業間取引にターゲットを絞ったサービスとしても異例の躍進と言えるだろう。

登録企業は日本を代表する大手商社やアパレル企業の他、百貨店や大手スーパー等、様々な業態の企業が名を連ねていて登録している企業のボリュームと質もさらに充実しており、取引される商品の量も膨大になっている。

また、サンプルの取り寄せや条件交渉において、三井住友銀行のエクスクローサーサービスの入出金仲介で即売買や即入金が可能になっている点もユーザー企業に受け入れられている要因として挙げられるだろう。

2017年8月には第三者割当増資を行い基盤強化を実施


ウィファブリック社は、サービス開始に先立ち、2017年の8月には、リサイクルショップ95店舗を運営する株式会社ベクトル(本社:岡山県岡山市、代表取締役:村川 智博、以下「ベクトル」)をはじめとし、KLab Venture Partners株式会社、株式会社レジェンド・パートナーズ、株式会社オムニバス等を引受先とする約3,000万円の第三者割当増資を実施に成功している。

こうした基盤強化が今回の『スマセル』の躍進につながっていることは想像に難くない。ウィファブリック社は、ベクトルとの資本・業務提携により、今後は今まで取り扱いのなかった古着の展開も計画予定としている。その他、大手広告代理店の株式会社電通とも事業提携に向け交渉を進めていることを明らかにしている。

開始3ヶ月で躍進をとげている『スマセル』だが、その背景には、的確で周到に計画されかつ果敢な資金政策と基盤強化があったのは言うまでもない。同時に同サービスのもつ独自性と、ユーザー企業がなにを求めているか、そして自社の強みを客観的に把握したウィファブリック社の勝利とも言えるだろう。今後、ローンチ段階からさらに飛躍し、トップランナーとして業界をリードし続ける存在であり続けるか、今後の施策にもぜひ注目したい。


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