【ネットショップ開業準備】サイト制作前に抑えておくポイント

亀井 達樹

2018年4月にニールセン デジタル株式会社は「2018年4月の日本におけるオンラインショッピングサービスとオークション・フリマサービスの利用状況」をまとめ、その結果を発表しました。

その結果によると、オンラインショッピングサービスの利用者は5,142万人であり、日本人の約半数がネットショップを利用していて、日本のマーケットでの存在感の大きさを感じます。

今後も利用が増加することが予測され、ネットショップに参入を考えている方も多いのではないでしょうか。現在では、初期費用なしで始められる方法もあり、いまやネットショップはだれもが簡単にスタートすることができるものとなりました。

しかし、ビジネスとして成功するためにはしっかりとした前準備が必要になります。今回はネットショップ開業にあたり、その前準備となる要素を紹介しますので、ネットショップを始めたい人必見です。

1、ショップ名決め

一番初めに決める必要があります。ショップ名が決まっていないと、ドメインを取得することができず、インターネット上で商品を販売することができません。また、ショップを行う上でいつでも必要になるものであるため、印象に残りやすいものなどにする必要があります。インターネットなどを参考にわかりやすく個性的な名前にするようにしましょう。

実店舗で既に店舗を運営している人に限って、敢えて、ネットをその店舗名と変えたりして、かえって前のショップ名での認知度を生かすことを忘れていたりして、意外にこの部分は他人には気がつかない盲点がります。

2、個人事業登録

個人事業主は「個人でビジネスをする人」として、国が認めた人を表します。登録を行わないことは違法ではありませんが、ネットショップを開業するにあたり、ほとんどの人が個人事業者登録を行います。

具体的に、個人事業主の登録を行うために必要なことについて紹介すると、国税庁のホームぺージから個人事業の開業届出・廃業届出等手続を行う必要があり、提出方法は届出を作成したうえ、持参または送付により行うことができます。

そして重要となるのが同時に提出する「所得税の青色申告承認申請書」になります。こちらを提出していないと今年度の確定申告の際に青色申告できないため注意する必要があります。

3、ドメイン取得

ショップ名を決定した後に必要となる作業が、ドメインの取得となります。ドメインの最もイメージで近いものはリアルでいうところの住所になります。

ユーザーはECサイトを見る上でドメインがないと、存在していることを証明することができないため、ECサイトを作りこむ前に用意する必要があるのがドメインになります。ドメインには2種類あり、独自ドメインと共有ドメインがあります。

こちらも先ほどと同じ例で表現すると独自ドメインは一軒家をたてる、共有ドメインはマンションの一室を借りるイメージになります。共有ドメインでは契約とともに自動でドメインが割り当てられます。レンタルサーバーやショップカートを使用する際にキャンペーンなどで無料で取得できる場合もあります。一方で独自ドメインの場合は任意の文字列で取得することができます。また、独自ドメインの場合はサーバー等を移動してもドメイン名は変わりません。長い間使用することを考えると独自で自社にあったドメインを用意する方がいいでしょう。

4、ネットショップ用の口座開設

ネットショップに限らず個人で事業を始められる人に言えることですが、事業を始めるなら事業専用の銀行口座を用意するようにしましょう。今まで使っていた銀行口座でもネットショップを運営することに問題はありませんが、のちの運用で大変な目にあうことがかなり多くなると考えられます。場合によっては個人名義では取引できない場合があります。

まず、口座作成に向けて屋号(ショップ名)が入った銀行をつくることをお勧めします。その際に注意する必要があることは、普通の銀行では屋号での口座開設ができない場合があるということです。

5、アドレス取得

オンライン上でのやり取りになるため、ユーザーとの窓口になるものが必須となり、そこでメインとなる存在が、メールを通したもので、そのアドレスになります。LINEなどのコミュニケーションアプリが利用されることも増えていますが、いまだメインはメールアドレスになります。

受注時のメールの受取や問い合わせへの対応などで利用します。

6、サイト制作

サイト製作を行う前にまず、自社サイトでEC事業を始めるか、ショッピングモールに出店するかを考えなくてはなりません。モール出店を考える場合、自社でサイトを構築する必要はありません。

自社サイトでECサイトを始める場合、一からサイトを構築する方法やもとからある程度作られたシステムを利用する方法などがあります。自社の状況に合わせて、最適なシステムを選ぶことが重要となります。

詳しい内容は以下の記事に記載していますので、よろしければそちらも一読ください。

・ネットショップを開業するためのサービス比較
https://ecnomikata.com/ecnews/18622/

・ショッピングカートASP比較 14選 ~副業から本業まで~
https://ecnomikata.com/ecnews/11084/

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ECサイトを始める上で一番最初に必要なことについて記載させていただきました。ネットショップを始めるとなると、ツールなどに目が行きがちかもしれませんが、最初に必要なのは名前と住所になります。

是非、皆に覚えられやすい名前を付けて人気のオンラインショップをつくりましょう。

 ECノウハウ


記者プロフィール

亀井 達樹

メディア編集部 マーケチーム
趣味はサブカルとスポーツ。
冬になると毎週雪山に出没します。
将来の夢はバイクで日本一周すること、ヘリスキーをすることです。

亀井 達樹 の執筆記事