リアルタイムで給与を手元に。ペイミーとセブン銀行がタッグを組んだ
株式会社ペイミー(東京都渋谷区/代表:後藤道輝)は、株式会社セブン銀行(東京都渋谷区/代表:舟竹泰昭)と業務提携し、給与の即払いを実現する。
株式会社セブン銀行(以下、セブン銀行)の「リアルタイム振込機能」を活用したサービスで、2018年7月1日から提携をスタートした。
株式会社ペイミーとは
ペイミーは英語にすると「pay me」。「資金の偏りによる機会損失のない世界を創造する」という理念のもと、給与即日払いサービスを提供し、給与の自由化を促進し、企業の勤務データと連携し、実際の労働時間をもとに給与計算を行う。それに基づいて即日振込を行うサービスである。
サービス業を中心に130社以上と契約し、サービス労働力が不足しがちな企業や若い世代を中心に支持を集めているようだ。
リアルタイム振込機能とは
2017年秋より運用を開始した、セブン銀行が提供するサービスがリアルタイム振込機能だ。
もともとはATMからスタートしたセブン銀行が、ATMのさらにその先へ、BtoCからBtoBをイメージして開発したサービスである。セブン銀行口座と外部のサービスを連携することで、対象のサービスからの支払い指示を即座に実行することが可能だ。
給与計算や経費計算など支払い関係のサービスをもつ企業での活用にも役立つといわれており、また従業員が給料日を待たずに、働いたその日に給与を受け取ることができるサービスとして、注目を集めている。
提携するとどうなるのか
ペイミーとリアルタイム振込機能が組み合わさることで、給与を即座に手に入れられるというシステム。ペイミーはセブン銀行と提携することで、給与支払いのスピードを高め、資金の偏りによる機会損失のない世界の実現に一歩近づいたというわけである。
企業の契約内容によっては、これまでは給料日まで待たねば得られなかった給与を、働いたその日に受け取ることができるようになる。
また、人の手でおこなうと何かとミスの起こりがちな、給与計算や経費計算を自動でおこなってくれるシステムは、社員の仕事を軽減することにもつながる。
働き方が多様化していくEC業界でも柔軟な対応ができる給与体系は重要なツールになると思われる。個人でサイトを運営している人でも、繁忙期にアルバイトを気軽に雇うことも可能になってくる。
ペイミーとセブン銀行の新サービスを導入して、仕事の効率アップに役立ててみてはいかがだろうか。