KDDIのARアプリ「SATCH VIEWER」が「ものトーク」連携機能を搭載し、クチコミ情報が閲覧可能に

ECのミカタ編集部

KDDI(au)「SATCH VIEWER」紹介ページより。

株式会社メディアシーク(本社:東京都港区、代表取締役:西尾直紀)が開発したバーコード・QRコード読取りエンジンを搭載する、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:髙橋誠)の無料ARアプリ「SATCH VIEWER」がバージョンアップされ、新たに「ものトーク」との連携機能を搭載した。

「SATCH VIEWER」は、KDDI総合研究所が開発したAR機能を搭載する、QRコード・バーコード(JANコード)も読み取ることができる無料のエンターテイメントツールだ。今回、メディアシークが開発したバーコード・QRコード読取りエンジン搭載により、商品パッケージに印刷されたバーコードを「SATCH VIEWER」で読み取るだけで「ものトーク」のクチコミ情報を手軽に利用できるようになった。

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「SATCH VIEWER」は、前述の通り、KDDIが無料提供するスマートフォン向け新感覚ARコミュニケーションツールとなっている。アプリを使って身近なアイテムをスキャンするだけで様々なARコンテンツを楽しむことができるほか、メディアシークの画像認識エンジンを搭載することでQRコードやバーコードも安定的に素早く読み取ることが可能だ。最新バージョンでは「ものトーク」との連携機能を搭載し、各商品に印刷されたバーコードを「SATCH VIEWER」で読み取るだけで「ものトーク」のクチコミ情報を手軽に発信・共有できるようになった。

連携機能を提供している、その「ものトーク」は、パッケージに商品バーコード(JANコード)が印字された各商品の商品情報やクチコミ情報を手軽に投稿・共有できるコミュニケーションサービスだ。ユーザーからのクチコミ投稿のほか、商品情報やキャンペーンなど様々な情報を発信・共有できる新たなコミュニケーションスペースとして、レッグウェアに主軸を置くアパレルメーカー、株式会社ナイガイなどさまざまな企業の視線を集め、多くのユーザーからの支持を得ている。

オムニチャネル化にも威力

「SATCH VIEWER」はどちらかと言えばリアル店舗での買い物体験をより豊かにするツールとして威力を発揮しているが、これはECとの連携でも大きく存在感を示すものと思われる。たとえば、実店舗で気になった商品をその場で即決して購入しなくても、AR体験やクチコミ閲覧を通して、店舗やブランドのファンとして囲い込み、ECを通したリピーターとして醸成することも可能だ。

すでに各方面からこうしたリアルとネットをシームレスにつなぐオムニチャネル化が、売上向上に大きく貢献することが指摘されており、もはや常識となりつつある。こうした先進的な技術を活用することで、手の平の上のマーケティングツールとも言えるスマホを席巻し、ユーザーの心をつかむことに寄与していくことだろう。

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