【千趣会】創業以来初の自社製造オリジナル化粧品でEC売上増を狙う
株式会社千趣会(本社:大阪府大阪市/代表:星野裕幸)の子会社である株式会社ユイット・ラボラトリーズ(本社:山梨県北杜市/代表:鈴木弘之)は、株式会社インタートレードヘルスケア(本社:東京都中央区/代表:内藤敏裕)が提供する新スキンケアシリーズ『HALCA(ハルカ)』を新たに開発した。2018年9月20日(木)に公式ブランドサイトでデビュー。
ビジネス規模の拡大を支える柱に
「ウーマンスマイルカンパニー」を目指す千趣会は、1955年の創業以来さまざまな女性のライフステージにより添うビジネスを展開してきた。
特にコスメ事業においては、現ユイット社を2017年7月に子会社化。商品力の高いオリジナル商材を導入することで強化拡大を図るべく、40年以上にわたって敏感肌向け化粧品を企画製造販売してきた同社を傘下に置いた。
今回の『HALCA(ハルカ)』シリーズの開発は、今後、千趣会グループの柱商材に育てるとともに加速度的にビジネス規模の拡大をねらったもの。
ターゲットは30~40代女性
かねてから30~40代の子育て世代や、敏感肌の女性を主要ターゲットに通販チャネルを主軸としたソリューション型化粧品ブランドを立ち上げる計画を進めてきた千趣会としては、急拡大する敏感肌用コスメ市場において商品の質を最重視し、パッケージのデザイン性を高めた新ブランドの開発が必要との判断だ。
売上目標は2億円。WEBストアでの販売も予定
公式ブランドサイトでは、ブランドコンセプトや製品詳細などの情報を公開。製品は2018年10月1日(月)より公式オンラインショッピングサイト「ユイットWEBストア」や千趣会の通販事業ベルメゾンネット等での販売を予定している。
ユイット社としても、これまでの卸販売を主体としたリスブラン事業に加えて、通販でのB2C販売をメインとする事業として第2の柱として育成していく。
EC需要の高いターゲット層
今回の取り組みは、主に30〜40代の女性をターゲットとしている。
子育てで外に買い物に行く手間を省きたい。美容にはしっかりお金をかけたいし、使えるだけの収入もある。さらにはネット環境もほぼ抵抗なく使える世代で、EC需要の比較的高い世代だ。
意外のように思える千趣会初のオリジナル商品が今後市場にいかに浸透していくか、業界全体が注目している。