メルカリがCDや本など時代を代表する名作の平均取引価格を公表

ECのミカタ編集部

株式会社メルカリは、平成最後の大掃除と言われる2018年末の大掃除シーズンにあわせて、平成元年から30年までに発売されたCD、本のカテゴリーの中から、各年で最も売上が高かったなど、時代を代表する名作のメルカリ平均取引価格「平成かくれ資産価格」を公表した。

また、12月15日より平成30年間で発売されたCD、本に加え、マンガ、DVD、テレビゲームの名作を振り返る「僕らの平成30年史」WEB CMもあわせて公開している。

「かくれ資産」は推計37兆円以上

メルカリ社によれば「かくれ資産」とは、自宅内に眠っている不要品の価値を指す言葉だ。2018年11月に「みんなのかくれ資産調査委員会」がニッセイ基礎研究所監修の元、全国の10代~60代の男女2,536名を対象に調査を実施。不要品の個数と「メルカリ」での平均取引価格をかけあわせる形で算出した、「かくれ資産」の総額は日本全体で推計37兆177万円にのぼることがわかったという。

メルカリでは、国民一人あたり約28万円といわれるこの「かくれ資産」に着目し、大掃除シーズンにあわせて、自宅に眠っている「かくれ資産」の価値を知ってもらうことで、“平成かくれ資産”の発掘と片付けをうながし、「新たな時代にむけて有効活用していただく機会になればと考えている」としている。

「平成かくれ資産」CDと本の価格表

<CD>

<本>

※調査期間内に取引がなかった作品の平均取引価格は”ー”と記載。
※CDはシングル・アルバム両方含まれる。

WEB CM「僕らの平成30年史」を公開

また同社では、WEB CM「僕らの平成30年史」を公開している。平成30年間のCD、本、マンガ、DVD、テレビゲームの名作を振りかえるWEB CM「僕らの平成30年史」は、時代ごとに代表的な出来事と合わせて往年の名作を紹介。

「僕らのCD平成30年史」では、1994~1998年のルーズソックス大流行と合わせて、今年引退した歌手安室奈美恵さんの大ヒット曲「CAN YOU CELEBRATE」やMr.Children初のオリコンチャート1位を獲得し、今日でも「メルカリ」内において約1,000円で取引されている「innocent world」なども紹介している。

また、「僕らのマンガ平成30年史」では1989~1993年に起きたバブル崩壊やJリーグ開幕と合わせて、国内外で絶大な人気を誇るバスケットボールを題材にした少年マンガ「SLAM DUNK」や「ジョジョの奇妙な冒険」なども取り上げている。

EC市場の中でもとりわけ成長性が見込まれているリユース市場。そこをリードするメルカリは、平成最後の大掃除シーズンに合わせて、実にメルカリらしい発信を行った。この機会に暮れ行く平成に想いを馳せつつ、自宅の「かくれ資産」を発掘するのも良いかも知れない。

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