荷物を預けてスマホで管理できる『サマリーポケット』が集荷時間の拡大に向けてテスト運用を開始
株式会社サマリー(以下サマリー)は、2018年12月17日(月)より集荷時間拡大のテスト運用を都内10区(大田区、江東区、品川区、渋谷区、新宿区、世田谷区、中央区、千代田区、港区、目黒区)にて開始した。
「四次元ポケットがある暮らし」
サマリーポケットとは、専用ボックスに預けたい荷物を詰めて送ると、荷物をスマホで管理できるサービスだ。預けた物品の確認や取り出したいときにも、スマホひとつで行うことができる。
「必要なモノは、必要な時だけ手元に。それ以外はポケットの中に」という “四次元ポケットがある暮らし”を目指し、物理的スペースの制限にとらわれない、新時代のスマホ収納サービスとして銘打たれている。同サービスはGoogle Play「ベストオブ 2017」隠れた名作部門 大賞も受賞した。
集荷の時間指定を細かく設定可能に
そのサマリーポケットは、MagicalMove(マジカルムーブ)社が提供する配達サービス「Scatch!」と連携を開始した。そのことで早朝・深夜における集荷対応が可能になり、これまでよりも大幅に集荷時間が拡大。
早朝6〜10時、夜間21〜24時の時間帯は1時間単位で、10時〜14時の時間帯は2時間単位で集荷時間を指定できるようになる。サマリーポケットは、早朝・深夜での集荷対応開始により、忙しいビジネスマンや共働き家庭など、自宅にいる時間が限られているユーザーにとっても、より利便性が増すことになる。
◆【サービス概要】
[テスト運用期間]
2018年12月17日(月)〜 未定(正式リリース日未定)
[集荷対応地域]
都内10区(大田区、江東区、品川区、渋谷区、新宿区、世田谷区、中央区、千代田区、港区、目黒区)
[対応時間帯]
早朝・日中:6-7時、7-8時、8-9時、9-10時、10時-12時、12-14時
夜間:21-22時、22-23時、23-24時
※14時〜21時の時間帯は、これまで通りヤマト運輸が集荷。
さらにサービスを進化させる
前述の通りサマリーポケットは、預けたいモノを箱に詰めて送るだけで、温度・湿度が徹底管理されたセキュリティ万全の環境で管理をしてくれるスマホ収納サービスだ。
価格は月額250円からで、預けたアイテムを1点1点撮影する「スタンダードプラン」、箱を開けずにそのまま管理する「エコノミープラン」、本を無制限で一点ずつ登録・管理する 「ブックスプラン」という3つのプランを提供。さらに預かった荷物をクリーニングに出すことや、ハンガー保管への変更が可能なオプションサービスがユーザーからの指示を得ている。
同社では、収納スペース確保の面で課題を抱えるユーザーのニーズに応え、様々なサービスを展開してきたが、今後もさらにサマリーポケットを快適に利用してもらえるようサービスの拡充に努める方針だ。
EC市場の発展という視点からも、一般的に購入した商品をどのように収納するかは大いに課題となる利用者も多いだろう。その意味からもこうしたサービスの本格運用が待たれる所であるし、またさまざまなECサービスと連携することであらたなビジネスチャンスも生み出し得る、そうしたポテンシャルも持っている存在とも言えそうだ。