LINE配信でリターゲティングが可能に。AIソリューション『AutoLine』の提供開始

機械学習や深層学習を使用したアルゴリズムの企画・開発・提供を行う株式会社TimeTechnologies(本社:東京都千代田区、 代表取締役:波戸﨑駿)は、アルゴリズムが自動で成果を改善する、LINE特化型リターゲティング『AutoLine』の事前利用受付を開始する。

自動的にLINEでリターゲティングを行える

TimeTechnologiesは「アルゴリズムによる社会生産効率の向上」をミッションにアルゴリズムソリューション事業を展開している。様々な業種・業態のユーザーのニーズに合わせて、機械学習や深層学習を用いたAIアルゴリズムの企画・開発・提供を一気通貫して行い、事業KPI改善を支援する。

同社が提供する『AutoLine』は、コンバージョンに至らず、サービスを離脱してしまったユーザーに対して自動的にLINEでリターゲティングを行うことができるサービスだ。ユーザーの行動ログを元に、機械学習アルゴリズムが一人一人にパーソナライズされた内容についてLINEを通じて配信することで、再来訪を促進できる。

AIでユーザー毎に最適なLINE配信が実現

AIでユーザー毎に最適なLINE配信が実現

同社では、『AutoLine』を通じて一人一人にパーソナライズ配信を行うことで、一斉配信を行なった時よりも、より高いクリック率やコンバージョン率を実現すると共に、ブロック率を抑制して「有効友達数」を増加することが可能だとしている。

これまでLINE運用に人員を割り当てることが難しく、運用の最適化が出来ていなかった企業様に対して、アルゴリズムの自動運用により運用コストを削減しつつ、ユーザー毎に最適なLINE配信が実現するのだ。

新しいビジネス環境への対応を支援

新しいビジネス環境への対応を支援

同社では、サービス開発の背景として次のように述べている。

[継続的な顧客リレーションシップの構築]

近年、サブスクリプション型の商材が増加しており、それに伴い、消費者との深いリレーションシップを構築する必要性が高まっている。『AutoLine』は顧客一人一人の好みやニーズを把握し、顧客毎に最適なLINE配信を実現することで、継続的な顧客リレーションシップの構築を支援する。

[マーケティングオペレーションの省人化]

厚生労働省が2月1日に発表した2018年平均の有効求人倍率は1.61倍で、1973年以来、45年ぶりの高水準となった。様々な業種で採用難易度が上昇している中、同様にWebマーケティング人材も非常に採用が困難な職種の一つだ。そういった状況の中、アルゴリズムでマーケティングオペレーションを自動化、省人化する事で人材不足に対する新たな解決策となることを目指す。

このように、新たなビジネス環境に対しLINEのプラットフォームとAIの技術を使って対応を支援することが明示されている。ECを考える上でも、変化の激しい市場と消費者動向にLINEというユーザーにとっても事業者にとっても身近なツールを通して対応しKPIやCV改善につなげられるソリューションは、ビジネスを行う上で心強い味方となりそうだ。