メーカーのEC事業化をサポートするコンサル事業がスタート。

ECのミカタ編集部

株式会社エヒメマシン(本社:愛媛県松山市/代表:山田敏明、以下エヒメマシン)は、コンサルティング部門を発足。EC販売機能を持たないメーカーや商社直販のEC事業立ち上げ支援と、運営コンサルティングサービスをリリースする。

自動車工具・機械のEC通販といえばエヒメマシン

エヒメマシンは、ヤフー株式会社が主催するYahoo! Best Store AWARD2017において、工具・オフィス用品部門で3位受賞の実績を持つ企業だ。

今期の売上も前期決算比で110%の伸びを見せており、「Yahoo!ショッピング Area Awards 2018」では4つのタイトルを受賞、Yahoo! Best Store AWARD2018のノミネートも射程圏内と見ている。

ECコンサルティング部門設立で、販売代理店のEC化をサポート

ECコンサルティング部門設立で、販売代理店のEC化をサポート

エヒメマシンがECサイト運営をスタートさせたのは2005年のこと。

現在の取扱アイテム数は1.6万店にも上り、昨年オープンした楽天市場店もリリース2ヶ月で月商1,000万円の売上を出し、メルマガ会員は6万人を超え、まさに右肩上がりの成長を見せている。社員数は10名と小規模ながら、EC事業の今期売上は7.2億円の見込み。

こうした中にありながら、EC事業部責任者の山田和哉氏は、商法の変化が今後さらに急速に進むと予測。近い将来、中間業者カット商法の動きとマーケットにも変化が訪れるとし、販売代理店の役目はなくなると判断。勢いの乗っている今こそ、会社全体でビジネスモデル転換の準備に入ることとし、コンサルティング事業の開始にいたったという。

1日の来客数7,000人を誇るエヒメマシンのこれから

1日の来客数7,000人を誇るエヒメマシンのこれから

エヒメマシンは迅速な対応をはじめとし、顧客ニーズに真摯に応える姿勢で、1日の来客数は役7,000人を記録している。宣伝広告費は極限まで抑え、顧客に還元することでお買い得感を感じてもらう、それ自体が何よりの宣伝と考えている。顧客目線の真摯な運営が、顧客からの満足度向上を実現しているようだ。

また、メイドインジャパンの工具は諸外国からの需要が高く、越境ECも視野に入れている。ベトナムなどからの人財確保により、ビジネス拡張の兆しも見えてきた。

先を見すえた戦略を

現状に甘んじず、右肩上がりの今こそ需要が求められていると捉え、新規事業に乗り出す姿勢が、エヒメマシンのEC事業を成功させている秘訣のひとつといえよう。今後工具のECでも越境ECでも大きな影響を与えていくことに期待したい。

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