楽天『ラクマ』でのスマホ取引が急拡大

ECのミカタ編集部

楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)が運営するフリマアプリ「ラクマ」は、昨今「ラクマ」で急速に拡大しているスマートフォン(以下「スマホ」)端末の取引についての調査結果を公表した。またラクマでは、中古スマホの特集サイトもオープンしている。

中古スマホ取引は1年で5.74倍に

楽天は昨今のスマホの進化に関して、生活の中で必要とされる機能はコモディティ化していると指摘する。ここ数年では、新機種において、生活に影響を与えるような新機能搭載は目立たなくなり、中古端末でも不自由なく、日常生活で使用できるようになっているとも言える。

そのような背景も後押しとなり、比較的安価な中古スマホを買うことに抵抗のない消費者が増えつつあるようだ。事実、「ラクマ」におけるスマホ端末取引も大幅に拡大し、2017年と2018年の年間流通額を比較すると1年で5.74倍にもなったそうだ。

例年4月は中古スマホ取引の最盛期

自宅で眠っているとされる「退蔵携帯電話(FP+SP)」の台数は1億7,607万台、市場価値は1兆2,080億円と試算される(MM総研「中古携帯端末の利用実態と市場規模(2017年10月調査)」より)。楽天では、今後これらが市場に流通される可能性を見込むと、フリマアプリにおける中古スマホの取引は、より活発になることが予想されるとしている。

また「ラクマ」におけるスマホ端末の取引は、新生活シーズンである4月が最も活発になるという。引っ越しや新生活の区切りで出品が増え、また新生活や新入学を期に、スマホを新調する方が増えるためと考えられる。2017年と2018年の4月の取引額を比較すると、その差は21.5倍にも拡大した。

古いスマホを売り新スマホ購入資金の一部に

「ラクマ」に出品されるスマホの機種は多岐に渡るが、人気が高いメーカーの1位はAppleだ。 2018年の「ラクマ」内スマホ端末の取引額においては、全体の84%を占め、中古取引市場でのApple人気の高さがうかがえる。2位のSAMSUNGでは主にGalaxyが取引され、3位のSONYではXperiaが多く取引された。

またAppleの中でも機種別の取引実績を見ると、取引数における1位はiPhone6、2位はiPhone7、3位はiPhone6s の順となった。最新機種に注目が集まる一方、中古取引市場では、よりコストパフォーマンスを鑑みた過去の機種にも需要があることがうかがえる。

取引されるスマホの中には、傷や、画面割れがあるものもある。その場合、価格は下がるが、性能に問題がなければ購入されることも多いようだ。その他、Apple社の新機種発売後は、「ラクマ」におけるスマホ端末の取引が大幅に伸びる傾向にあるという。同社では新しい機種を購入した際の出費の一部を、古い機種を売ってしまうことで発生する売上で補うというのが、昨今のスマホのスマートな買い替えの方法と言えそうだとしている。

このように、ラクマにおいても中古スマホの取引数は、爆発的と言っていいほどの急成長を遂げている。2008年にiPhone3Gが国内で発売され、幕を切った日本でのスマホの歴史。その後フィーチャーフォン(ガラケー)全盛の状況を一気に塗り替え、携帯端末の主流となって久しい。そしてその流れは中古市場での取引量の急拡大として顕在化しているようだ。

 


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