日本初!AIアバターが接客する狭小デジタルストアの実証実験開始へ

株式会社UsideU(本社:東京都千代田区/代表:高岡淳二、以下、UsideU)は、株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が三井不動産株式会社(以下:三井不動産)と協働実施する狭小デジタルストアの実証実験に参画し、AIアバターシステム「コラボロイド」を提供する。

デジタルストアの運営を実証

デジタルストアの運営を実証

今回の実証実験では、AIオペレーターが顧客の呼び込みから接客販売までを一貫したプロセスで行う、デジタルストアの運営が実現するか否かを実証する。

舞台となるのはアパレル商品の店舗。
オペレーターの動きと連携したアバターを介し、販売員が遠隔地から店舗内の消費者に対して接客を行い、接客データをAI技術で解析し、アパレル商品に対する購買促進の有用性について検証する。

この技術が実用化すれば、サイネージを設置するだけの一坪程度のスペースで、顧客のニーズを満たすデジタルストアの運営が期待できる。

《実証実験概要》
イベント名:ららぽーと公式通販サイト”&mall”特別企画
『2019年上半期 星座で占うラッキーカラースタイル』 supported by KIKONAS
実施期間:2019年3月8日~31日(遠隔接客は2019年3月20日~31日)
実施場所:三井ショッピングパークららぽーと海老名 4F EBICEN flatto
実施対象:女性客のみ

ロボットが人員不足を補う未来に

近年、EC市場の拡張に伴い各種ECサービスが整っていく中で、実店舗そのもののあり方が問われてきている。

社会的な労働力不足に知寄、顧客一人ひとりのニーズに答えられる知識を持った販売員も不足しており、それを補うひとつの可能性として、AI技術の活用が注目されている。

UsideUは、対話AI及び顔認証技術によるアバター接客販売システム「コラボロイド」を開発している。

今回、これまで培ってきたノウハウや技術を活かし、NTTデータ、三井不動産と協働でインタラクティブサイネージ×遠隔接客による狭小デジタルストアの実証実験を実施することとなった。

上記に述べたような背景から、店舗・販売員の販売活動におけるデジタル化の課題を解決し、サービス展開の可能性及び運用検証を目的とする。

今後の展望

今回の実証実験の結果を元に、今後はさらなる機能拡充をおこない、リアルとデジタルが融合した新しい店舗形態を目指していく。

店舗運営に関わる省スペース化や省力化が実現すれば、これまで売り場とはなり得なかったスペースを活用した売り場づくりにもつながる。

ひいては、世界の消費市場の活性化に貢献していく所存だ。

漫画や小説にあるような、ロボットが人の代わりを担う時代が、すぐそこまで来ている。