LINE PayとVisaが提携 LINE Pay加盟店でなくても決済可能になるほか新機能も提供

ECのミカタ編集部

LINE上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を開発・運営するLINE Pay株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:高 永受(コ・ヨンス))と決済業界のグローバルリーダーであるVisa Inc.(NYSE: V)は戦略的包括パートナーシップ提携を結び、今後、両社における世界規模の加盟店やユーザーベースを活かした新たなフィンテックサービスを開発・提供していくことを公表した。

「誰でもどこでも利用できる夢のキャッシュレス社会」

Visaは電子決済を世界で牽引している。Visaのミッションは、最も革新的で信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することだ。

Visaが保有する最先端のグローバルなプロセシングネットワークであるVisaNetは毎秒65,000件を超す取引を処理することができ、世界中に向けて安全かつ信頼のおける電子決済を提供している。

Visaは常にイノベーターであることを自認し、あらゆるデバイスを利用した商取引の発展を促進し「誰でもどこでも利用できる夢のキャッシュレス社会」を実現する原動力ともなっているのだ。

LINE Pay加盟店でなくても利用可能に

LINE Pay とVisa 両社の協業の概要は次の通りだ。

◆一般ユーザー向け決済サービスにおける提携

LINEが抱える月間1億8,700万人という世界中のアクティブユーザーは、「LINE Pay」内からVisaブランドの「デジタル決済対応カード」の申込み・利用が可能になる。

また既存の「Visaカード」を「LINE Pay」に連携してスマートフォン決済に利用することも可能になる。さらにポイント還元等のロイヤリティプログラムや利用特典における協業や、海外旅行の際にVisaのネットワークで「LINE Pay」で支払い可能になるような新機能も提供していく予定。

◆加盟店

「LINE Pay」ユーザーが全世界約5,400万のVisa加盟店でも「LINE Pay」を使って決済できるようになる。

これにより店舗側が「LINE Pay」の直接加盟店になっていなくても、Visa加盟店であれば利用可能になり、決済通知や履歴も「LINE Pay」 内で確認できるようになる。

またVisaとLINE Payは、グローバルに相互運用可能な決済ビジネスの継続的な成長の促進をめざし、加盟店向け「LINE Pay」サービスや「LINE Pay」のサービス自体との連携についても協業する。

◆フィンテックサービス

LINE PayとVisaは、ブロックチェーンを基盤としたB to Bや国際間決済に加え、代替通貨取引を可能にする新しいサービスを開発して行く。

◆共同マーケティングの実施

東京2020オリンピック競技大会に先駆け、LINE Pay とVisaは独自のマーケティングキャンペーンやプロモーションにおけるパートナー契約を結び、大会およびその後に向けて、日本のキャッシュレス化推進に貢献する。

「LINE Payは単なる決済手段ではない」

LINE Payでは今回の提携に際し、次のようなコメントを出している、

「コミュニケーションアプリはデジタルコマースにおいて急成長を見せている最先端分野であり、ユーザーの接触時間が長いアプリ内で、決済のような日常的機能が利用可能になることへの期待が高まっています。お金の送金やオンライン決済、請求書の支払い、旅行の予約、フードデリバリーなど、アプリ内においてワンストップで完結することへのユーザーニーズの高まりに対して、LINE PayとVisaのこのたびの提携は、世界規模での相互互換性やオープンループ型決済の構築の先がけとなり、多くのユーザーにシームレスな決済体験を提供できるようになります。

今回締結する包括的パートナーシップ提携は、これまでに発表した日本と台湾におけるブランド提携カード『LINE Pay Visaクレジットカード(仮称)』の取り組みに加え、協力範囲をさらに拡大したものとなります。『LINE Pay Visaクレジットカード(仮称)』は、日本では今年中に導入される予定です」

LINE Pay代表取締役CEO兼LINEのFintech Company担当の高永受(コ・ヨンス)氏は次のように述べている。

「LINE Payは単なる決済手段ではありません。キャッシュレス社会へと移行する中、全世界のLINEユーザーおよびビジネスパートナー企業に対して単なる決済サービス以上の付加価値を提供できるサービスを目指しております。このたびの提携により、Visaの世界規模のネットワークと革新的インフラ基盤の恩恵を得られるようになり、LINE Payのユーザーにさらなる利便性を提供できるようになることを期待しております」

Visaのアジア太平洋地域担当リージョナル プレジデントのクリス・クラーク氏は次のように述べている。

「台湾でVisaの提携ブランドプログラムを利用するユーザーは現在230万人にのぼっており、世界の中でも最も急速に成長を遂げているプログラムのひとつとなっています。この勢いを、世界中のより多くの市場における、さまざまな新たなソリューションに展開することを楽しみにしています。LINE PayチームはLINEユーザーの日常決済を便利にする様々な機能を拡充しており、今後さらに世界規模での成長を目指しオープンループ・エコシステムを構築するにあたり、利用者、加盟店やビジネスパートナーにとってLINEのユーザー基盤とサービスに対するロイヤリティの高さと可能性に非常に期待しております」

「LINE Payは単なる決済手段ではない」。この言葉の背景にあるのは、今や一アプリではなく世界的なコミュニケーション・プラットフォームとして存在感を高らかに示すLINEそしてLINE Payのフィロソフィーそのものだろう。

手のひらの上で展開されるひとつのエコシステムはVisaとの提携を通し、決済の面で新たな地平を拓くことになりそうだ。

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