11年連続シェアNo.1 ecbeingが国内ECサイト構築実績1,200を突破

ECのミカタ編集部

株式会社ecbeingは、2018年度において国内ECサイト構築実績1,200サイトを突破、富士キメラ総研社の発行する富士マーケティング・レポートによる、【ECサイト構築パッケージソリューション市場占調査】において11年連続シェアNo.1を獲得した。

拡大するクラウドECソリューション市場

ecbeing社によれば2018年度のECサイト構築ソリューション市場規模は165.5億円となり、5年後の2023年には267億円に達する見込みとのことだ。なかでもクラウドECソリューション(SaaS)の伸び率は高く、2018年は35億円の市場規模から、2倍以上の74億円に達すると予測されている。

ECサイト構築ソリューション市場の事業ジャンルについては、昨年に引き続き「アパレル」の割合が最も多く、越境ECの展開や、実店舗との連携を中心としたオムニチャネルの推進など、多角的に展開をする企業が目立ち、アプリ連携やSNSを活用した新たな施策の影響が、市場規模の拡大の要因となっているとしている。

顧客との信頼関係構築をシステムで支援

顧客との信頼関係構築をシステムで支援

同社はその拡大するクラウドECソリューション市場を前に、富士キメラ総研社の発行する富士マーケティング・レポートによる、【 ECサイト構築パッケージソリューション市場占調査 】において11年連続シェアNo.1を獲得した。

ecbeingの提供シェア率における業種としては、アパレルは1.9%アップの51.1%となり、健康・美容品関連は3.9%アップの46.4%と大きくシェアを伸ばしている。2018年のecbeingおよびメルカートの機能拡充として、健康・美容品関連のEC販売に必須である、複雑な定期購入機能やステップメールなどのCRM機能の拡充により、「単品・リピートASPカート」では実現できない独自のサービスを提供することを実現。

さらにecbeingは消費者の購買行動が変化していくなか「次世代オムニチャネル」を推進しており、実店舗との連携による顧客統合・在庫の一元化だけでなく、BIプラットフォーム販売を手掛けるTableau Japanと協業、ECサイトの購買データと実店舗の購買データを統合、リアルタイム性の高いデータ連携により、顧客の状況を瞬時に把握可能となるDMPサービス「Sechstant(ゼクスタント)」の提供開始している。

マーケ・プロモ支援もさらに強化

今回の栄冠の獲得に際し、同社では次のように述べている。

「ECサイト構築ベンダーとしてもecbeingが引き続き47.1%とトップシェアを獲得することができ、パッケージ製品『ecbeing』に加え、クラウド・SaaS型の『メルカート』が好調に推移しており、ECサイト構築後のマーケティング・プロモーション支援もさらに強化しております」

同社はまたecbeingでは高水準のセキュリティを提供しつつ、消費者向け、法人向け事業者のEビジネスの支援を行くともしており、その機能性と独自性、先進性を武器に今後も大いに市場の注目を集めそうだ。

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