SMS配信ツールで顧客の声が聞けるように。CM.comの「ページ」に新機能

ECのミカタ編集部

CM.com Japan株式会社(本社:渋谷区恵比寿/代表:Jeroen van Glabbeek、以下「CM.com」)は、SMS配信ツールに実装しているランディングページ作成機能「ページ」をバージョンアップすることを発表した。
受信者がテキストを入力できるフォーム機能が強化され、SMSをただの発信ツールではなくアンケートや情報収集ツールとしても活用することが可能となった。

情報伝達だけでなく、顧客の声も聞けるSMSツールに

今回のバージョンアップでは管理画面が改善され、以前に増して直感的な操作が可能となった。
また、新機能が実装されてSMSに情報伝達以上の価値を生み出せるようになっている。

今回新しく実装されたフォーム機能は、アンケートの実施などに有効だ。
受信者が入力した情報はSMS配信ツール上に蓄積され、CSVでダウンロードできる。
これまでは一方通行だったSMSを使ったマーケティングメッセージや通知が、フォーム機能で顧客の声を回収できるようになった。

CM.comのSMS配信ツールは初期費用なし、月額費用なしで利用可能だ。

モバイル用ランディングページを作成し、モバイルユーザーともやり取り可能に

モバイル用ランディングページを作成し、モバイルユーザーともやり取り可能に

「ページ」とは、CM.comのSMS配信ツールに実装されている、モバイル専用のランディングページを作成する機能だ。

SMSは全角70文字の制限があり、企業やブランドの世界観を表現しきることができない。
そこで「ページ」でランディングページを作成し、SMSにそのリンクを記載することで、テキストでは伝えきれなかった情報や世界観を受信者に伝えることが可能となる。

「ページ」ではドラッグ&ドロップで画像、動画、ボタン、テキストなどを組み合わせて、誰でも簡単に直感的な操作でランディングページを作ることができる。
フォーム機能を使えば受信者が文字を入力することもでき、双方向のやりとりが実現可能となる。

作成したランディングページは自動的にCM.comのオンラインプラットフォームにアップロードされ、URLが自動で付与されるため、別途サーバーを準備する必要がなく、気軽にランディングページを作成できるのが魅力だ。

今回新たに、画像のスライド表示や、有料ではあるがチェックボックスやドロップダウンといった受信者が選択するフォームの作成 、ソーシャルメディアとの連携などの新機能が実装される。

国境を超えるメッセージ配信プラットフォーム

CM.comは企業やブランドを世界中のモバイルユーザーとつなぐメッセージ配信プラットフォームを提供しているグローバルカンパニーだ。

CM.comのメッセージ配信プラットフォームは、SMS(ショートメール)、WhatsApp(ワッツアップ)、Apple Business Chat(アップルビジネスチャット)、プラスメッセージなどを1つの管理画面で配信できる。

日本法人ではコンテンツ制作代行も提供しており、海外顧客に向けたコンテンツの多言語化などのサポートも行っている。

今回の新機能追加によって、一方的な配信にこだわらず、顧客の声も聞くことができるため双方のコミュニケーションができるようになった。

つい一方的になりがちなEC上でのコミニュケーションを大きく前進させ、コンバージョン率にもつながっていく可能性を秘めていると言えるだろう。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事