BASE限定価格でオリジナルパッケージが作れる　BASE拡張機能『canal App』がリニューアルを実施

パッケージ印刷プラットフォーム「canal」を運営するre社は、「BASE」の拡張機能「BASE Apps」とサービス連携している「canal App」の提供内容をリニューアルした。

割引価格でオリジナルパッケージが作れる

パッケージ印刷プラットフォーム「canal」を運営する株式会社re（東京都港区、代表取締役 福村 圭祐）は、ネットショップ作成サービス「BASE（ベイス）」の拡張機能「BASE Apps」とサービス連携している「canal App」の提供内容をリニューアルした。また同社は、これにともない先着100ショップ限定で版代半額となるキャンペーンを実施するとしている。

リニューアルによって、BASEの拡張機能「BASE Apps」から「canal App」をインストール後に、BASE経由でcanalのアカウントを作成した場合、割引価格でオリジナルパッケージを製作できるようになった。また今回のAPI連携に伴いユーザー登録も、より手軽に行えるとしている。

BASE × canal

◆ネットショップ作成サービス「BASE」

BASEは、ネットショップが作成できるWebサービスだ。初期費用・月額費用などの固定プランが無く、商品が売れた際のみ手数料が発生するシステムとなっている。商品が売れるまでは、無料でリスクなく利用できるのが特長だ。導入がスムーズな決済機能、デザインテーマ、トランザクション解析ツールなどネットショップ運営に必要な機能を備えており、費用やWeb技術、時間などのさまざまな理由でこれまでネットショップを始めることが困難だった人も、気軽に始めていただくことが可能だ。簡易な操作性でネットショップを運営できるので、商品を企画・生産・製造されている方が、ものづくりをしながら販売まで対応することができる。

◆パッケージ印刷プラットフォーム「canal（カナル）」

「canal」は、全国の提携印刷会社の保有設備のネットワークを形成し、発注者と品質・価格・納期が最適な印刷会社とマッチングする受発注プラットフォームだ。従来、1ヶ月以上かかっていた受発注プロセスの即日完了が可能であり、平均20%のコストダウンかつ高品質なオリジナルパッケージ制作ができる。既に数百社を超えるD2C/EC企業・個人が利用している。

顧客におけるブランド形成のための長期的な取組の一環

今回の公表に際し、同社では次のように述べている。

「2020年3月からの『BASE Apps』のサービス連携により、ショップのブランド形成を行っていくためには長期的な取り組みが必要であることがわかりました。そこで、無地段ボールの追加や人気の小ロットポスト投函箱など商品ラインナップの見直し、価格改定を行い、より多くの方にご利用いただけるようにリニューアルいたしました」

リアル店舗のみならずECにおいてもパッケージはブランドを形成する上でも重要な要素だ。そして新型コロナウイルスによる感染拡大の影響によって、ECやデリバリーへのニーズが高まる中で、その流れは加速している。今回、BASEとの連携が、より強化されたことにより、BASE利用店舗にとっては、canalの利用がさらに進むことになりそうだ。