ホームセンターを展開するDCMが自社ECサイト『DCMネット』をスタート
DCM株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石黒靖規)は、ECサイト「DCMネット」を、2021年6月28日(月)よりスタートさせることを公表した。
利用シーンに合わせた各種アイテムを提案
ホームセンター事業を展開するDCM株式会社(以下、「DCM」)は、顧客へのサービス向上を目的に、商品検索機能や商品提案機能等を強化したECサイト「DCMネット」を、2021年6月28日(月)よりスタートさせる 。
DCMネットでは、同時に購入する頻度の高い商品や親和性の高い商品を提案するレコメンド機能が実装され、マットレス・カバーリング・枕といった快適さを追求したアイテムやクッション・寝室照明・加湿器など、部屋を彩る幅広いアイテムが提案される。また季節ごとのオススメ商品や便利グッズなど多数の商品や読み物コンテンツが掲載される。
DCMネットの特徴
DCMネットは、ホームセンターの運営で長年培った商品 選定と品揃え、商品の幅広い知識やノウハウをもとに、約50万点の商品、約13,000に及ぶ商品の利用シーンやハウツー情報等を掲載し、順次拡大させていくという。同社がまとめる特徴は次のとおりだ。
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豊富な商品情報:約60,000点の商品情報を蓄積し、一部では動画も掲載
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レコメンド機能:同時購入の頻度が高い商品や親和性の高い商品の紹介
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特集機能:季節感がある、くらしに役立つコンテンツ、オススメ商品の提案
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商品レビュー機能:商品評価を投稿したり、ユーザーのコメントが閲覧可能
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キュレーションサイト「ミラテオ」が保有するリッチな情報との連携
「モノ」から「コト」へ、購買スタイルの変化に対応
公表に際して同社では次のように述べている。
「EC市場は年々拡大傾向にあり、今や20兆円市場にあります。また、コロナ禍においてお客さまが非接触による商品購入を希望される傾向も強まり、EC市場 はますます拡大しています。また、ここ数年、『モノ』から『コト』を重視する購買スタイルの変化により、ECサイトでも購入希望商品がある程度決まってから『モノ』を検索する購買スタイルから、商品が決まっていなくても、目的や使用シーンなど曖昧な『コト』から検索したいというニーズ が増加しています。 このようなお客さまのニーズにお応えするため、DCMでは商品検索機能や商品提案機能等を強化した新ECサイ『DCMネット』を開始します。なお、2009年7月から運営しているEC サイト『DCMオンライン』も継続して運営していきます」
2021年にホームセンター5社が統合し誕生した同社。全国に約660店舗(参画する株式会社ケーヨーを加えれば800店舗以上)を展開し、業界において確かな存在感を示している。その同社が自社ECサイトを開設したことで、リアル店舗とあわせた商品展開ができるだけでなく、消費者にとっての利便性も高まることになりそうだ。