LifeSlip、アパレルを対象に中国越境ECをワンストップで支援するサービスを開始

中国輸⼊代⾏プラットフォーム「YUMEZAMURAI」やEC運用代行サービスを展開するLifeSlip株式会社（本社：日本・東京都中央区、代表取締役社長：三輪田拓也）はアパレル業界を対象に中国輸⼊の仕⼊〜発送をワンストップで支援するサービスをスタートさせた。

中国OEM×タオバオ輸入代行

中国⼤⼿ECモール「タオバオ」より中国輸⼊代⾏を⾏うプラットフォーム「YUMEZAMURAI（ユメザムライ）」やEC運用代行サービスを展開するLifeSlip株式会社は、コロナ禍により甚⼤な影響を受け続けるアパレル業界を支えるべく中国輸⼊の仕⼊〜発送をワンストップでサポートするドロップシッピング型サービス、OEM代行をスタートさせた。

ライフスリップでは、OEMを中国工場で、輸入は同社のサービス(YUMEZAMURAI)を利用することで中国国内において発注から制作・管理・販売をワンストップでサポートするとしている。

越境ECにおける不安を解消

また各事業者は、国内在庫を持たずに無店舗・初期投資0でビジネスがはじめらるようになるという。各事業者は、つくりたいファッションを伝えるだけでECビジネスがスタートできるのだ。さらに国内倉庫を抱えたライフスリップ本社で生地や素材確認などもできるので不安な中国取引も安心して行えるよう全面的にサポートするとしている。

自社ブランドを立ち上げたくても洋服1着に対する最低発注量が多すぎることや店舗を構えて在庫の置く場所、従業員の雇用、家賃など固定費の問題は発生する。ライフスリップのEC販売を利用すれば、店舗に関わる様々なリスクや不安、ECサイトであれば 家賃負担、在庫リスク、雇用リスクなどの不安も最小限で済むという。

注文から発注、国際佐川急便やEMSで直接利用者へ届ける安心ワンストップのサービスてとなっており、事業者は負担なく運営することが可能だ。EC店舗販売、商品の運営を任せることでオーナーはデザイン、新商品開発に注力することができる。

高クオリティのアイテムを供給可能

公表に際して同社では次のように述べている。

「ブランド輸⼊代理店はブランド直営店ではなく契約により販売が許可されております。特に、アウトレットなどは複合施設に⼊っていることが多く、まともに営業できないお店が数多くあるのが現状です。そんな⽅々に向けてライフスリップのビジネス・ソリューションをご提案します」

このようにLifeSlip株式会社は、ネットショップを開設しているショップオーナーを対象に、手軽に出品から発送までのプロセスをカバーできる新サービス「タオバオ仕⼊、直送サービス」OEM代行を開始した。

現在の中国アパレル工場は、同社の想像をはるかに超えて技術が向上し、日本で販売している衣服と同じクオリティーを低価格で提供できるようになったとしている。新型コロナウイルスによる感染拡大の影響が長引くなか、厳しい舵取りを強いられる日本のアパレルEC事業者にとっても、同社のサービス提供開始は朗報となるかもしれない。