ブランジスタ、台湾の大手HHGと資本提携「東南アジアへの越境EC」支援強化へ
株式会社ブランジスタは2026年8月27日、連結子会社の株式会社ブランジスタソリューションと、台湾のEC支援大手である H.H. GALAXY Co., LTD.(TPEx:2949、以下、HHG)との提携強化を目的に、ブランジスタソリューションの株式の一部をHHGへ譲渡することを発表した。
東南アジア市場への越境ECを支援
ブランジスタソリューションは2005年以降、ECサイト運営業務をまとめて受託する、ECサポートサービスを提供。在庫一元管理システム、物流・出荷代行サービスなど、ECサイトの運営に必要なサービスをワンストップで提供している。
一方、HHGは2013年の設立以降、台湾のECプラットフォームでの販売支援をはじめ広告キャンペーンの管理、倉庫・物流支援サービス、カスタマーサービスなど、EC分野でのトータルソリューションを提供してきた。
今回、ブランジスタソリューションは、これまでのHHGや日本の合弁会社における協力関係をさらに強化。より迅速な顧客企業の連携を行うことを目的に、資本提携を行うことを決定した。
HHGの顧客企業が日本EC市場へ進出する際の連携体制の強化や、ブランジスタソリューションの顧客企業に対して、東南アジア市場での販売・物流ネットワークを活用した越境EC支援を実施する。
「商流」「物流」を統合した東南アジアの販売インフラを活用
HHGは2026年1月に、ライブコマース企業を子会社化している。
一方、ブランジスタソリューションは「TikTok Shop Partner」で総フォロワー数5億4000万人超のクリエイターネットワークを有する、株式会社TORIHADAと資本提携している。
こうした両社が持つコンテンツマーケティングや、クロスボーダー販売のノウハウを相互に応用。ライブコマースおよび、インタレストEC分野での連携を進める方針を掲げる。
ブランジスタは本資本提携について「AIやライブコマースによる高度な『商流(集客・マーケティング)』と、強固な『物流(保管・配送手配)』を統合した東南アジアの販売インフラを活用し、日本企業の海外進出と、アジア有力ブランドの日本展開を双方向に支援してまいります」とコメントしている。
なお、株式譲渡後もブランジスタソリューションは引き続き、ブランジスタの連結子会社であり、子会社の異動はない。また、2027年9月期の個別決算において、関係会社株式売却益として特別利益を計上する予定。
越境EC市場の発展につながる提携として、今後の動向に期待が寄せられる。


