「メルマガ」年代が上がるほど「実利を求める」傾向に ユミルリンク調査

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ECのミカタ編集部

読者の8割が“あとから”開封・利用した経験。来店がWebでの購入を上回る

ユミルリンク株式会社と株式会社ライトアップは2026年8月27日、SNSや生成AIの台頭など、検索・購買行動が大きく変化する中で、メールマガジンが果たす役割と価値について共同調査した結果を発表した。

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調査概要

◆調査方法:インターネットリサーチ
◆調査地域:全国
◆調査対象:企業やブランド、店舗などのメールマガジンを登録している20歳以上の男女
◆有効回答数:1000人
◆調査日:2026年7月17日
◆出典: 読者の8割が"あとから"開封・利用した経験。来店がWebでの購入を上回る (ユミルリンク株式会社)

約8割が「時間差でメルマガを閲覧」経験

「メルマガが届いていることを認識しつつも、その場では開封や閲覧はせず、後からアクション(開封する、読む、利用するなど)することはありますか」と質問。あとから開封・利用することがある、と答えた人は80.7%を占めた。

読者は配信された日ではなく、自分の生活の都合に合わせてメルマガを読む傾向があることがうかがえる。

「メールマガジンをきっかけに取った行動はありますか」と質問。最も多かったのは「Webでクーポンを利用する」39.0%、次いで「Web・SNSで検索する」37.4%となった。

一方、「購入」に着目すると、「Webで購入・申し込みする」30.5%を、「店舗に見に行く・購入する」35.3%が上回った。

メルマガが「信頼される理由」SNSと異なる

「商品購入やサービス利用を検討する際に、企業・ブランドの公式アカウント・Web媒体の中で、最も信頼できると感じるものはどれですか」と質問。YouTube14.2%、メールマガジン13.2%、Instagram12.8%、X12.0%と拮抗する結果となった。

その理由をたずたところ、メールマガジンを選んだ人の第1位は「個人情報や会員登録を渡して繋がっている、公式な窓口だと感じるから」が28.8%を占めた。SNS(Instagram・X・YouTube・その他SNSの合計)を選んだ人では4.3%に留まった。

一方、SNSでは「役立つコラムやコンテンツがある」32.8%が最多に。次いで「見せ方が丁寧」30.1%、「中身の濃い情報が読める」24.8%が上位を占め、いずれもメルマガ(18.2%/19.7%/11.4%)を上回った。

ユミルリンクはこの結果について「SNSは『発信の見せ方や内容の充実』で信頼を得ており、メルマガは『自分が登録した公式の窓口である』という立場そのもので信頼を得ていることが分かります」とコメントしている。

メルマガを読む理由は年代によって異なる

「メルマガを読み続けている理由」を年代別で確認したところ、20代・30代は「イベント・参加型企画の案内」がともに26.5%(全体16.8%)に。20代は「中の人の温かみ」17.7%(全体10.0%)が高くなった。

一方、50代は「クーポン・会員特典」48.2%が最上位となる。

20〜30代では、体験や書き手とのつながりを求める傾向がみられる一方、年代が上がるほど実利を重視する傾向がうかがえる。

AIやSNSの台頭により、普段目にする情報が「自分好み」に偏りつつある。そうした中、メールマガジンはSNSなどとは異なり、企業が届けたい情報を、届けたい相手に自らの言葉で直接伝えやすいメディアとして、改めて価値が見直されている。

メルマガ施策を実施、検討する事業者は本調査を参考にしつつ、今後の施策を検討したい。