JADMA「2025年度通販市場売上高」を発表 前年比5.9%増と伸長

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ECのミカタ編集部

2025年度通販・EC市場売上高調査 公表

公益社団法人日本通信販売協会(以下、JADMA)は、JADMA正会員と有力非会員を対象に、2025年度(2025年4月~2026年3月)のECを含む通信販売市場の売上高を調査し、推計値となる速報値を公表した。調査結果によると、2025年度の通販の売上高は前年比5.9%増の15兆4085億円となり、金額ベースでは前年に比べ8585億円の増加となった。

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調査概要

◆調査期間:2026年6月25日~8月17日
◆対象社数:JADMA正会員375社(調査時点)、有力非会員431社
※推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心。会員情報に加えて、「第44回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員の売上を加えて算出。
◆出典:2025年度通販市場売上高調査(公益社団法人日本通信販売協会)

通販・EC市場は15兆円規模に

JADMAが公表した調査結果によると、2025年度の通販の売上高は、前年比5.9%増の15兆4085億円。金額ベースでは前年に比べ、8585億円の増加となった。

通販・EC市場では大手ECモールや家電量販店など、売上規模の大きい企業を中心に、堅調な成長が続いている。

一方、消費者トラブルも増加していることから、JADMAは「事業者には消費者から長期的な信頼を得られる商品・サービスの提供が、これまで以上に求められます」と指摘した。

AI・越境ECなど市場構造にも変化がみられる

JADMAは今回の結果について、次のように考察している。

「物価上昇を背景に、消費者の価格に対する意識が一層高まるなか、品ぞろえの豊富さや利便性、価格競争力を備えた事業者が市場の拡大をけん引したものとみられます。また、AIの活用による業務効率化や顧客体験の向上、越境ECの利用拡大など、市場構造にも変化がみられます」

同社は、これまで発行していた「消費者相談室」報告書に代わり、相談動向をより迅速に把握するため、2026年4月より「通販トラブル動向月次レポート」を配信している。

伸長を続けるEC市場。引き続き動向を追っていきたい。