Shopify、ブラックフライデー過去最高記録 流通総額が29億ドル(約3,297億円)を突破

ECのミカタ編集部

Shopify Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、日本カントリー・マネージャー:太原 真 以下:Shopify) は、11月26 日(金)に開催された「ブラックフライデー」にて、全世界のShopifyマーチャント(事業者)の流通総額が過去最高、また前年比21%増の約29億ドル(約3,293億円)に達したことを公表した。

2021年「ブラックフライデー」:全世界のデータ

▷「ブラックフライデー」期間中、最高売上を記録したのは26日(金)の12:02PM(EST)で、1分間に約310万ドル(約3億5千万円)を記録。

▷購入額が最も高い国はアメリカ、イギリス、カナダ、購入額が最も高い都市はロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスが上位を占めた。

▷全体の取引のうち、72%はモバイル上(前年67%)で、28%はパソコン上(前年33%)で行われた。

▷商品カテゴリーでは、アパレルとアクセサリーの売上が最も多く、続いて健康・美容グッズ、家具家電が多かった。

▷世界のカート平均価格101.20ドル(約11,468円)で、昨年の平均90.70ドル(約10,279円)よりも増加。

▷越境の注文は世界の総注文数の15%を占め、最も多かった国際間取引はアメリカ-カナダ間、カナダ-アメリカ間、イギリス-アメリカ間となっている。

▷「ブラックフライデー」期間中に、Shopifyのプラットフォーム上で注文された商品の配送に伴う炭素排出量、23,000トン以上を相殺するためカーボンオフセットを購入。

2021年「ブラックフライデー」:日本のデータ

▷日本で「ブラックフライデー」に参加した消費者が多い市区町村:横浜市、世田谷区、大阪市、名古屋市、渋谷区(降順)

▷最も流通額の多かった時間帯:11月26日(金)8:00 PM(JST)

▷全体の取引のうち、83%はモバイル上(前年79%)で、17%はパソコン上(前年21%)で行われた。

▷商品カテゴリーでは、アパレルとアクセサリーの売上が最も多く、続いて家具家電、健康・美容グッズが多かった。

▷日本のカート平均価格:10,261円 ※前年の平均11,669円から減少

▷海外からの注文は日本の総注文数の6%を占め、最も多かった国際間取引は日本-アメリカ間、日本-フランス間、日本-オーストラリア間となっている。

▷日本のマーチャントのPOS売上は、2020年のブラックフライデーと比べ324%成長。

今年のブラックフライデーは過去最高

公表に際してShopifyのプレジデントであるハーリー・フィンケルシュティン氏は次のように述べている。

「『ブラックフライデー』は世界中の起業家にとって、一日で多くの売上を達成することができる一つですが、今年の『ブラックフライデー』は、過去最高のものでした。店舗、オンラインストア、さらにTikTok上での販売など、独立したビジネスが世界の商取引における存在感を示しました。また多くの消費者がそのようなブランドをかつてないほどに支持しています」

今年もブラックフライデーを迎え、一気に年末年始のショッピングイベントも本格化しつつあるが、2021年のShopifyマーチャントの「ブラックフライデー」流通総額が過去最高の29億ドル(約3,297億円)を突破し、同プラットフォームの盛況ぶりを見せつける形となったようだ。

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