協和発酵バイオ 美容食品通販を本格化

協和発酵バイオは、美容食品の通販事業に本腰を入れる。今年8月に17種類のアミノ酸を配合した美容系のサプリメントを発売。既存客向けのテスト展開で良い結果が得られており、新規獲得のテストも始める。これまでオルニチン配合の健康食品で男性層を中心に顧客基盤を構築してきたが、新たに女性層の獲得を進めていく。

世界で初めて発酵法によるアミノ酸生成に成功した協和発酵バイオが、アミノ酸配合の美容食品を開発した。

美容成分として認知されるコラーゲンやプラセンタは、複数の種類のアミノ酸を構成成分としてできている。新商品「アミノプルミエ」(3グラム×15包、税込3000円)は、プラセンタを構成するアミノ酸の構成バランスを参考に、美容作用が期待される17種類のアミノ酸を配合したもの。プラセンタなどをそのまま摂取するより、体内でストレートに吸収することが期待され、動物試験でその作用も確認している。1包で2000ミリグラムのアミノ酸をチャージできる顆粒タイプのサプリメント。

協和発酵バイオでは、これまで美容ドリンク「爽やかコラーゲン」を展開してきた。ただ、コラーゲンドリンクの市場は競合が多く、差別化を図るのが難しい。一方、最近では「アミノ酸」をキーワードに美容作用の訴求を行う事業者が増えている。美容分野における「アミノ酸」の認知が高まる中、"パイオニア"としての強みを活かして市場開拓を狙う。

オルニチン配合の健食を主力とした展開では、50数%を男性層が占めており、美容食品の展開でオルニチンとは異なる女性層の開拓を図る狙いもある。

既存客を対象としたモニター調査では、自社で扱う他の製品と比較して効果実感を得られた顧客が多く、中高齢層を対象に吸収率の良さや、アミノ酸研究の第一人者であることなどを訴えていく。