年間でギフトを贈る回数は平均3.8回。探し方は「店舗で実物を見る」が最多も、過半数が「通販サイト」で購入

ECのミカタ編集部

リンベル株式会社(以下リンベル、本社:東京都中央区、代表取締役社長:東海林 秀典)は、7月7日の「ギフトの日」に合わせ、20歳~83歳の男女400人にギフトに関するアンケートを実施し、その結果を公表した。

1年間で贈ったギフトは平均3.8回

1年間で贈ったギフトは平均3.8回

「2021年の1年間で何回ギフトを贈ったか」聞いたところ、最もギフトを贈っていたのは60代以上で、20代がそれに続いた。贈ったギフトの回数は全体平均で3.8回であった。

ギフトの用途は「誕生日」が中心も、世代による違いも

ギフトの用途は「誕生日」が中心も、世代による違いも

「どのような用途でギフトを贈ったか」尋ねた結果、多くの世代で「誕生日」が1位となった。

年代が上がると「お中元」「お歳暮」の割合が増加し、60代以上では7割以上の方がギフトのタイミングとして重視している。30代、40代では「出産祝い」「結婚祝い」「快気祝い」など、その年代ならではの心遣いが多くなるようだ。

ギフトの探し方、「店舗で実物を見る」が最多

ギフトの探し方、「店舗で実物を見る」が最多

「ギフトを探す時何を参考にするか」と聞いたところ、全世代で「店舗で実物を見る」が最多で、全体では54.8%を占めた。

「購入予定の通販サイト」が39.3%で続き、お気に入りの店舗や通販サイトでギフトを探す人が多いようだ。

また、20代は「各種SNS」を積極的に活用しており、30代は「商品のレビュー・口コミ」、60代以上は「記事・報道」が他の年代に比べて高くなっており、それぞれの年代で普段触れている情報源をギフト選びにも活用する傾向がうかがえる。

ギフトの購入場所は「通販サイト」が過半数

 ギフトの購入場所は「通販サイト」が過半数

「どこでギフトを購入したか」質問すると、54.5%が「通販サイト」と回答し、「百貨店」の33.5%を大きく上回った。

さらに「その場所で購入した理由」を聞いたところ、「手軽だから」が57.0%、「信頼できるから」が35.5%、「よく利用するお店・サイトだから」が31.0%で、使い慣れた信頼感のある通販サイトを利用する人が多いようだ。

ギフトを探す際は、店舗で実物を見る派が多かったものの、実際の購入場所としては、手軽な通販サイトを活用している人が多いことがわかる。

カタログギフトの利用率は20代が最多で37.5%

カタログギフトの利用率は20代が最多で37.5%

「贈り物でカタログギフトを利用したか」尋ねたところ、20代の利用率が37.5%で最も高くなった。引き出物や内祝いのイメージが強いカタログギフトだが、若い世代ではさまざまなお祝いに利用されているようだ。

特に20代男性は52.5%と半数以上が利用しており、60代以上以外は、女性よりも男性が好む傾向にある。「カタログギフトを贈った理由」は、「その時に必要なものを選んでもらえるから」が62.0%で、贈る相手が好きなものを選んでほしいという想いが最多となった。

本調査結果で特に興味深いのが、ギフトを探す際は「店舗で実物を見る」が全世代で最多だったものの、実際に購入した場所は60代以上を除き「通販サイト」がトップとなっている点だ。このことから、店舗で下見をして通販サイトで購入する人も多いと考えられ、ギフトシーンにおける通販サイトの存在感は今後ますます拡大していきそうだ。

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