WebサイトをSNSでシェアするプログラミング学習サイト【Codiary】がオープン

ECのミカタ編集部

スタディメーター株式会社(東京都千代田区、代表取締役:箕輪旭)は2022年8月2日、プログラミング学習サイト「Codiary(コーディアリー)」について公表した。

まずは5つの課題を提供

Codiary(コーディアリー)は、課題として開発したWebサイトをインターネット上に公開し、その成果をTwitterでシェアし合うプログラミング学習サイトだ。開発したWebサイトのURLを「#Codiary」のタグをつけてツイートすると、Codiaryのサイト上で実績が紹介される仕組みとなっている。現在は、HTML・CSSが学べる5つの課題を提供しており、ユーザー登録不要・完全無料で誰でも利用することができる。

実用的なサイトを制作しながら学べる

実用的なサイトを制作しながら学べる

Codiaryの課題は、子育て中のママのためのスキルスクールである「Muse Academy」との提携により制作し、デザインツールのFigma上で提供される。Webデザイナーが制作した本格的・実用的なサイトを制作しながら、プログラミングを学べることも特徴だ。

また、開発環境の構築やインターネットへのサイト公開に関するチュートリアルも提供し、プログラミングが初めての人でもすぐに課題に取り組むことができるとしている。

エンジニアと企業双方の課題を解決

エンジニアと企業双方の課題を解決

同社によれば、プログラミング学習サイト「Codiary(コーディアリー)」は、エンジニアの実力を証明・測定することが難しいという、エンジニア自身およびエンジニアを採用したい企業人事双方の課題を解決するために生まれたという。

プログラミング学習の成果であるWebサイトをインターネット上に公開して閲覧可能にすることで、開発したサイトをエンジニア自身のポートフォリオとして活用することができる。このポートフォリオが、エンジニアにとっては自身の実力をアピールする材料になり、企業人事にとっては、エンジニアの能力を判断したり、Codiaryの課題を採用試験として活用することができるとしている。

同社ではサービスの今度について、JavaScriptなど他言語の課題や学習者のポートフォリオをCodiary上で閲覧できる機能の提供を計画しており、より学びやすく、実力の証明に役立つプログラミング学習サービスへの発展を目指すとしている。自社でECサイトや自社メディアを構築している事業者にとっても活用できるのではないだろうか。

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