PayPayフリマ、ユーザーによる製品情報の新規登録が可能に

ECのミカタ編集部

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)が運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、出品されたアイテム(商品)と製品情報を紐づけることで出品希望者と購入検討者をマッチングしやすくする「製品カタログ」の拡充を目的に、「製品カタログ」に掲載のない製品情報をユーザー自身が新たに登録できる「製品の登録機能」を提供開始した。

ユーザーによる製品情報の登録が可能に

これまでの「製品機能」では、「製品カタログ」に掲載されている製品と出品されたアイテムの紐づけのみが可能だったが、「製品の登録機能」を利用すると、まだ「製品カタログ」に掲載のない製品をユーザー自身が出品時に新たに登録できる。

「製品カタログ」には製品画像、製品名、型番、JANコード、カテゴリ、ブランド、製品説明などの項目が登録可能。出品者と購入者をマッチングしやすくする製品情報を「製品カタログ」に拡充することにより、欲しいものをより見つけやすく、売りたいものがより売れやすい場を目指すという。

例えば、今後「製品の登録機能」で登録された製品に紐づけたアイテムが新たに出品されると、その製品を「欲しい」と思っているユーザーに通知が届き、マッチングすることができる。また、「製品カタログ」が充実していくことにより、ユーザーは、価格比較や状態比較がよりスムーズに行えるようになる。

「製品の登録機能」の使い方

「製品の登録機能」の使い方

①出品画面の「製品」枠から製品を検索すると、新しい製品登録をする導線が表示される。
②製品登録画面で登録したい製品の情報を入力し、登録する。
③登録した製品を紐づけてアイテムを出品する。

※利用条件あり
https://support.yahoo-net.jp/SccPaypayfleamarket/s/article/H000013939

フリマアプリにはあらゆる商品が出品されているため、商品カテゴリーによっては検索結果が膨大となり、欲しいものを見つけるのが大変だったり、反対にキーワードの不一致によって検索結果に表示されない取りこぼしが起こったりする。

ユーザー自身が新規の製品登録を行えるようになったことで、出品者と購入希望者のマッチングに関する不便・不満の軽減につながるのではないだろうか。PayPayフリマが王者メルカリにどのように対抗していくのか、今後の動向にも注目だ。

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