「ebisumart zero」が決済手段として「GMO後払い」を追加

ECのミカタ編集部

株式会社インターファクトリー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:蕪木登)は、同社が提供するスモールスタート向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart zero(エビスマート ゼロ)」において、GMOペイメントサービス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:向井克成、以下GMO-PS)と連携し、EC事業者向け後払い決済サービス「GMO後払い」を追加したと発表した。

これにより、「ebisumart zero」を使用するEC事業者は決済サービス種別の一つとして「後払い決済」を開発工数やコストを抑えて導入することができる。

後払い決済導入のメリット

BtoC-ECサイトにおける後払い決済サービスは、購入時にクレジットカード情報を入力する必要がなく、セキュリティ面に不安を持つユーザーやクレジットカードを保有しない学生、主婦層、年配者を中心に幅広い年齢層のユーザーから広く利用されており、今後も市場の拡大が予想されている。

また、後払い決済は、商品を確認してから支払いを行うことができるため、特に初めて利用するECサイトにおいて不安を持つユーザーも安心して購入でき、決済手段を理由とした離脱の防止につながる。

そこでインターファクトリーは、スモールスタート向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart zero」を利用している事業者のECサイトにおいて、ユーザーの満足度向上や売上拡大に寄与するため、GMO-PSが提供するEC事業者向け後払い決済サービス「GMO後払い」と連携。決済手段の一つに「後払い決済」を追加した。

未回収リスクなしの後払い決済「GMO後払い」

「GMO後払い」は、GMO-PSがEC事業者向けに提供している後払い決済サービス。購入者の支払い状況にかかわらず立替払いを行うほか、与信管理、請求書発行、入金管理などの業務も全てGMO-PSが行うため、EC事業者は決済に関わる煩雑な作業の手間や未回収リスクなしに後払い決済を導入できる。

これにより、これまで「クレジットカードの利用に抵抗がある」「実際に商品を見てから/サービスを利用してから支払いたい」といった理由から購入に至らなかったユーザー層の取り込みが期待できる。

希望する決済手段がないと6割以上が離脱

ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社が行った2022年版の調査によると、希望する決済手段がない場合、6割以上がそのECサイトを離脱することがわかっている。

ECサイトで最も利用されている決済手段はクレジットカードであるが、後払いはクレジットカードを持たない層や、「商品が届いたのを確認してから支払いたい」といったニーズを持つ層に根強い支持を集めている。

後払い決済の導入は、離脱防止や新規顧客獲得に一役買ってくれそうだ。

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