フィードフォースがShopifyでの売上増に必要な集客・CRMの基盤づくりをサポートする「Connect-MAX」をβローンチ

日本国内においてShopifyを導入する店舗は急成長している。しかし、モール型ECと比較して、自社ECは集客の難易度が高く、Web広告やインフルエンサー施策に代表される集客施策が主流となっている。しかし、手数料が安い自社ECのメリットを活かすためには、コストが高い施策に依存することなく、早期からリピーターを獲得する必要があるだろう。上記のような背景を踏まえてフィードフォースは、自社が推奨する集客・CRMスキームの導入と実施を支援するサービスである「Connect-MAX」を立ち上げた。

自社ECの成功モデルを3ステップに分けて提唱

「Connect-MAX」では、自社ECサイトの成長プロセスを以下の3つに分けて捉えている。

リーチ…ECサイトへ流入し、最初の購入に至るまでのプロセス
コネクト…顧客がリピーターに転換し、顧客とECの繋がりが強まるプロセス
コミュニティ…顧客がファン化し、ECを広めていくプロセス

Web広告やインフルエンサー施策が一般化している現在では、「リーチ」プロセスにおけるコストが増大傾向にある。そのため、集客に注力しても自社ECの強みである、「低手数料による利益率の改善」を達成することは難しいだろう。そこで、自社EC立ち上げ初期から、「コネクト」プロセスにも注力しておくことが望ましい。

しかし、「リーチ」「コネクト」の両方において、成果を出すためには多くの工程と時間が必要だろう。このことが、「コネクト」を担うCRM関連の施策が後回しにされてしまう原因となっている。

「Connect-MAX」は、前述したような課題内容をEC運営者から集め、「リーチ」「コネクト」の2つを実行サポートするプランを用意している。

実際に工程が必要な業務を切り出すことで、商品企画やブランドコンセプトの設計などに、EC運営者が注力するリソースを生み出すことができるだろう。結果として、EC運営者と「Connect-MAX」の力が合わさり良い顧客体験を届けることを目指す。

課題で選択できる「Connect-MAX」のプラン

広告代理店への委託も選択肢としてありえる「リーチ」領域については、インハウスでの運用を前提に「主要媒体の初期設定」と「SNS広告の運用サポート」面を代行するプランを用意している。

一方で、委託先が限られる「コネクト」領域については、インハウス運用を前提にした初期設定のみを担うプランに加え、初期設定・ルーティンの配信・各種PDCAの実施までカバーするプランを用意した。

「リーチ」領域

Web広告導入サポートプラン
サポート内容：アカウントの開設、タグ設定、キャンペーン設定、オーディエンス設定、商品データ連携
サポート媒体：Google広告、Yahoo!広告、Facebook（Meta）広告、TikTok Ads、LINE Ads Platform
分析ツール設定：Google Analytics（コンバージョン設定）
他：案件ごとの契約

SNS広告伴走サポートプラン
サポート内容：クリエイティブ入稿（月15件まで）、クリエイティブ作成（月5パターンまで）、レポーティング
他：3カ月単位で自動更新

「コネクト」領域

CRMスタータープラン
サポート内容：LINEリッチメニュー設定、自動応答テンプレート設定、ステップメール作成、必要な各種クリエイティブ作成
対象媒体：LINE公式アカウント、Klaviyo
他：案件ごとの契約

CRM伴走サポートプラン
サポート内容：LINE配信（週2通）、メール配信（週2通）、レポーティング
他：3ヶ月単位で自動更新

CRM戦略＆実行プラン
サポート内容：CRMスタータープランと伴走サポートプランの内容を網羅。初期費用無料で、売上に繋げるためのアクションを提案＆実行。
対象媒体：LINE、Klaviyo
他：6カ月単位で自動更新

※いずれも料金は要問い合わせ。

まとめ

「Connect-MAX」は今後、「リーチ」「コネクト」領域のWeb広告やCRM施策の支援にくわえて、「コミュニティ」領域についてもプランを作成する予定だ。

現時点では「リーチ」「コネクト」領域だけではあるが、各プランに適切な人材がアサインされるサポート体制も整っている。さらに、EC運営者の課題をヒアリング〜施策の策定、スタッフをアサインするディレクションスタッフの設置まで可能。EC運営が初めての方でも、漠然とした質問や課題の相談ができるだろう。「Connect-MAX」を運営する上で、使用者の声を元に開発を続けるということであり、今後ますますサービス内容は充実していくことが見込まれる。