Shopee ダブルイレブンにて日本越境商品のオーダー数が約10倍増加

ECのミカタ編集部

Shopeeのダブルイレブンセールで、東南アジア・台湾市場において日本越境商品のオーダー数が約10倍増加

東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォームであるShopeeの日本法人であるショッピージャパン株式会社(以下:ショッピージャパン)は、11.11ビッグ・セールで日本越境セラーのオーダー数が通常期の平均と比べ約10倍に急増したと公表した。

日本商品の認知拡大・需要増加

日本の越境EC市場は更なる成長を続けており、Shopeeの11.11ビッグ・セールでは日本越境セラーの活躍が見られた。

今回、日本越境商品を購入した顧客の半数は初めて日本越境商品を購入していたことが分かっている。このことは日本越境セラーと日本越境商品が、東南アジアや台湾において認知度拡大、需要増加していることの証明となるだろう。

東南アジア・台湾では特に「ヘルスケア・化粧品」、「ホーム・リビング」、「食料品」のカテゴリーにおける日本越境商品の需要が高まり、売上を約16倍に伸ばしたセラーも存在していた。

シンガポールでは、「潤姬桃子」潤肌素と「カミノワ」薬用育毛剤などの美容品が上位を占め、水際対策の緩和の影響で「白い恋人」などのお土産商品も売上も伸長。台湾においては、美容品と食料品に加えて、ヘアドライヤーや衣類乾燥機などの家電商品も売上が急増する結果となった。

Shopeeマーケティングソリューションを活用

ショッピージャパンは今回の結果について、以下のようにコメントしている。

「キャンペーン期間中、Shopeeは東南アジア・台湾で15億回以上のShopee Live視聴数を記録し、非常にインタラクティブなショッピング体験を提供することができました。数多くの日本越境セラーもユーザーにインタラクティブなショッピング体験を提供するため、キーワード広告などのShopeeマーケティングソリューションを活用し、成果を残しました。その結果、通常平均と比較し、広告を出稿している日本越境セラーの売上は約3倍に伸びました。今年の11.11セールで、Shopee Japan は日本越境セラーの売上向上の機会を提供できたことを大変嬉しく思います。今後もより多くの日本セラーが東南アジア・台湾の消費者と繋がることができるよう、充実したサポートを提供してまいります」

毎年11月11日に開催される、通称「ダブルイレブン」は多くの注目を集めるキャンペーンであるが、今回のように通常時平均と比較して、日本製品が約10倍の伸長したことは驚くべき結果と言える。「白い恋人」のようなお土産品の伸長も注目すべきポイントであり、今後の訪日観光客急増も期待されるだろう。

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