「All in gift」 アパレルギフトに画期的な機能がリリース

ECのミカタ編集部

Shopifyアプリ「All in gift」、eギフトを受け取る方がサイズや色を選べる、アパレル店舗向け「選べるバリエーションギフト機能」をリリース

株式会社ハックルベリー(以下:ハックルベリー)が提供する、通常ギフトはもちろん、住所を知らなくても贈れるeギフトにも対応したShopify(ショッピファイ)アプリ「All in gift」にて、eギフトを受け取る方が商品のサイズや色を選べるバリエーション機能がリリースされた。

ギフトの送り主と受け取り手のズレを解消

「All in gift」は通常のギフト発送はだけではなく、各種SNSのDMで「ギフト受け取り用」のURLを送るだけでかんたんにギフトを贈ることができる「eギフト」にもかんたんに対応できるアプリである。

「All in gift」は多様なジャンルの事業者が利用しているサービスであるが、ギフトを贈りづらい商品の一つとしてアパレルがあげられていた。なぜならアパレル関連は個人の嗜好が強いため、ギフトの送り主が「このTシャツが似合いそう!」と思っても、サイズ感や相手の好みが適切に把握できない問題があるからだ。

今回リリースした「選べるバリエーションギフト機能」では、ギフトを受け取る方が商品に設定したサイズやカラーのバリエーションを自分で選ぶことができ、贈る方と受け取る方の「ズレ」を解消できる機能である。

両者の利用方法については、具体的に以下の通りとなる。

◆購入者(贈る方)の利用フロー
▷「選べるバリエーションギフト機能」の対象商品をeギフトで購入
▷ LINE等でeギフトの受け取りURLを受け取る方に共有
※本機能はeギフトのみに対応

◆受け取る方の利用フロー
▷ 受け取りURLを開く
▷ 受け取る商品を確認し、サイズやカラーのバリエーションを選択
▷ 配送先住所を入力して完了

本機能は従来ギフト品として敬遠されがちであったアパレル関連だけではなく、家具やインテリアなどの好みが分かれる商品に対しても効果的に利用できるはずだ。

eギフト文化を広げるキャンペーンを実施

eギフト文化を広げるキャンペーンを実施

「All in gift」はSNSやオンラインでの交友関係が一般的になりつつある現在、お互いの住所が分からなくてもギフトを気軽に送付できるサービスとして人気を博している。主な機能は以下の通りだ。

◆複数配送先へのギフト設定機能(マルチシップ)

◆ギフト設定

▷熨斗(のし)の設定(商品の指定も可能)
▷表書きの細かな設定
▷ラッピング、ギフトカード、手提げ袋などの対応設定(商品の指定も可能)
▷デジタルメッセージカード
▷それぞれの設定に自由に注意書きを追加可能

◆SNSギフト受け取りURLの発行

◆ギフトお届け先登録・更新

◆各出荷業務・物流サービスアプリと連携

現在ハックルベリーは「All in gift」アプリによる決済金額が1,000万円未満の事業者に対して、一部機能を無料で提供するキャンペーンを展開している。期間は「All in gift」アプリを導入する全事業者の流通額が1億円を超えるまでとしており、バリエーション機能のリリースと合わせて利用者は急増することが考えられるだろう。

これまで先方に選択してもらうギフトとしては、カタログギフトが一般的だったが、「All in gift」のバリエーション機能によって、送り主の気持ちが一層こもった商品を気軽に渡せるはずだ。日本の贈り物文化はSNSの普及によって形を変えつつも、さらなる発展を遂げていくことが考えられるだろう。

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