店頭在庫のEC出荷をサポートするアプリ シグマクシス含む3社共同で開発

ECのミカタ編集部

三井不動産、両備システムズ、シグマクシスが店頭在庫のEC出荷業務を効率化するスマートフォン向けアプリ「Store Support」を共同開発

三井不動産株式会社(以下:三井不動産)、株式会社両備システムズ(以下:両備システムズ)、株式会社シグマクシス(以下:シグマクシス)の3社は、ECでの受注品を店頭在庫から出荷する作業を支援するスマートフォン向けアプリ「Store Support」(以下:本アプリ)を共同開発した。

最大30%の作業時間短縮が実現

本アプリは以下の機能・特長を有しており、三井ショッピングパーク公式通販サイト「&mall」の店頭在庫の出荷業務において最大30%程度の作業時間短縮が実現している。

◆ピッキングリストの自動作成機能

注文情報から紙に印刷、または手書きしていたピッキングリストをアプリ内で自動作成。スマートフォンから情報を確認できるため、受注品のピッキング作業を効率的に実施可能となる。

◆商品タグ記載バーコードのリーダー機能

受注品の検品作業が、スマートフォンでバーコードを読み取るだけで実施できる。目視による検品作業に比べ、ミスの少ない効率的な検品をサポート。また、JANコードやcode39など、物流用途で一般的に利用される7つのバーコード規格に対応しているため、様々なショップ・ブランドで汎用的に利用できる。

また、本アプリはiOS・Androidの両方に対応しているため環境を問わずに導入が可能となるだろう。

◆利用手順 イメージ

◆ピッキングリスト作成画面 イメージ

店頭在庫のEC出荷効率化を実現

本アプリを共同開発した背景、目的について3社は以下のようにコメントしている。

「近年、EC・店舗間の顧客購買行動がシームレス化し、小売り各社がオムニチャネル対応を推し進める中で、ECでの受注品を店頭在庫から出荷する取り組みが広がりを見せています。その一方で、オートメーション設備等の導入により効率化が進む倉庫からの出荷とは異なり、店頭からの出荷においては、ピッキングリストの手入力作業や商品タグの目視による検品作業など、人手頼みの非効率なオペレーションが課題となっています。(中略)このような状況に対して、三井ショッピングパーク公式通販サイト『&mall』の運営を通じて出店ショップの店頭在庫販売を支援してきた三井不動産と、ロジスティクス領域で様々な支援システム開発を手掛けてきた両備システムズ、さらには生産性革命や新サービス開発のコンサルティングを通じて企業のトランスフォーメーションに取り組むシグマクシスの3社が知見を持ち寄り、店頭在庫のEC出荷効率化、ひいては小売り各社のオムニチャネル化促進に向けて、本アプリを共同開発しました」

本アプリは2022年9月より運営されており、2023年2月現在では全国5ヶ所の「三井ショッピングパーク ららぽーと」において利用が開始されている。店舗スタッフは必要最小限の人員配置の中で、日常の接客業務等と並行してEC出荷作業も行う必要がある。このような厳しい状況に対して、本アプリは大きな力となるだろう。

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