ソフマップがdoorzo（任意門）と提携、中国販路拡大へ

SIG Service株式会社（本社：東京都北区、代表者：張章、以下「SIG Service」または「同社」）は、同社提供する「doorzo（任意門）」について株式会社ソフマップ（本社：東京都千代田区、代表者：中阿地信介、以下「ソフマップ」）が運営する「リコレ！」の中国向け販売サポートを開始したことを公表した。

代理購入サービス「doorzo(任意門)」

SIG Serviceは、同社が提供する代理購入サービス「doorzo（任意門）」について、ソフマップが運営する中古販売専門サイト「リコレ！」の中国向け販売サポートを開始したことを公表した。代理購入サービス「doorzo（任意門）」は、2013年に創立したSIG Service株式会社の運営する日本国内の商品を代理購入し、海外へ発送するサービスだ。アプリとWebサイト2つのチャネルを持ち、主に中国大陸の消費者に向けてサービスを提供してきた。

◆同社がまとめる「doorzo（任意門）」の特徴

▷サイト翻訳…商品ページを自動翻訳
▷問い合わせ対応…チャットで即時に海外ユーザーの問い合わせに対応
▷豊富な配送手段に対応…EMS、国際小包、DHLなど
▷プロモーション実施…海外SNSアカウント運営、インフルエンサー起用

スムーズにソフマップEC商品を中国消費者へ提供

今回の提携では、「doorzo（任意門）」とソフマップがシステム連携し、ソフマップで出品されている中古商品などを海外の消費者が海外にいながら、中国語での検索・商品の閲覧および購入が可能となる。

さらに、中国で主流の決済方法であるAlipayとWeChat Payを利用することができるようになった。「doorzo（任意門）」は、海外の消費者から受注した商品をソフマップで購入し、「doorzo（任意門）」の国内倉庫に届いた商品を検品、梱包した後に中国をはじめとした海外へ発送する。

国内のEC事業者に代わり、海外への発送、カスタマーサポート、商品ページの自動翻訳、決済代行、各種プロモーションを月額費用、販売手数料無料で支援してきた同社。海外の消費者からは、配送費用や手数料が低価格であることや、複数のサイトで購入した商品でも同梱して受け取ることができるなど、高いサービスレベルが評価されてきた。

今回の提携により、海外の消費者は、「doorzo（任意門）」を通じて「リコレ！」での商品を購入することができるようになり、熱度を増す対中国越境EC市場において、新たな存在感を示すことになりそうだ。