ショッピージャパン、東南アジア・台湾・ブラジル7市場のトレンド情報を発表
ショッピージャパン株式会社は2026年9月3日、2026年7月に東南アジア・台湾・ブラジル7市場で人気を集めた、日本商品の売れ筋トレンド情報を発表した。
ブラジル、フィリピン、台湾市場の概要
今回の調査対象となった7市場のうち、ブラジル、フィリピン、台湾の概要は以下の通り。
◆ブラジル市場
▷ラブコスメチックスのすっぴんパウダーや小林製薬のブレスケアが売れ筋に入った。あわせてホットウィールのミニカー10台セットも売れ筋に入っており、東南アジア市場にとどまらず、ブラジル市場でもコスメ・パーソナルケアからホビー用品まで幅広い商品への需要がうかがえる。
◆フィリピン市場
▷サンベアーズの日焼け止めや、ロート製薬の目薬「Cool Vita 40」など、日常使いできるデイリーケア用品が売れ筋に。あわせて丸久小山園の抹茶パウダーも入っており、産地とグレードを明確に打ち出した日本商品が選ばれる傾向にある。デイリーケアから食品まで、参入余地の広い市場となっている。
◆台湾市場
▷UHA味覚糖の栄養グミシリーズとHOYU CIELOの白髪専用染髪クリームが売れ筋に。鉄・葉酸・葉黄素・マカ・ブルーベリーを配合したグミは目的別に選べる手軽さが、HOYU CIELOはヘアケアカテゴリでの「日本直送」商品への信頼が、それぞれ支持につながった。
タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール市場の概要
続いてタイ、ベトナム、マレーシア、シンガポールの概要は以下の通り。
◆タイ市場
▷AQUALABELのスキンケア製品が複数SKUランクインした。@cosme受賞歴のあるスペシャルジェルクリームEXに加え、オイルインタイプも支持されており、資生堂グループのブランド力がタイ市場で存在感を発揮している。あわせてWaterfrontのエコ素材を使用した折りたたみ傘も売れ筋に入っており、スキンケア以外のカテゴリへの関心も見られる。
◆ベトナム市場
▷IHADAの薬用フェイスプロテクトパウダーやキャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダーなど、ベースメイク・パウダー系アイテムが売れ筋に。あわせてWafood Made(PDC)の酒粕美白マスクも入っており、プチプラ価格帯の日本製スキンケア・コスメへの需要がうかがえる市場となった。
◆マレーシア市場
▷HADARIKIのダークサークルケアクリームに加え、NMNサプリメントやナットウキナーゼサプリメントなど、健康・美容関連商品が複数入った。日本製で高配合量をうたう商品が売れ筋となった。
◆シンガポール市場
▷マレーシアと同じくHerbaseのナットウキナーゼサプリメントとVitanad+のNMNサプリメントがランクイン。また、丸久小山園の抹茶も売れ筋に入っており、複数市場で抹茶需要が広がっている。
各国に対する市場特性、ヒントを提示
ショッピージャパンでは、2026年7月のデータから各市場の特性を整理し、セラーへのヒントを提示している。
◆ブラジル:ホビー・ゲーム関連商品がブラジル市場でも安定した需要。
◆フィリピン:日焼け止めや目薬などデイリーケア用品に参入余地。
◆台湾:「日本直送」を打ち出したヘアケア・健康食品に需要。
◆タイ:資生堂グループなど信頼できるブランドに加え、生活雑貨への関心。
◆ベトナム:プチプラ価格帯の日本製コスメに参入余地。
◆マレーシア:健康関連サプリメントが売れ筋。
◆シンガポール:健康食品や抹茶などマレーシア・フィリピンと共通する需要。
ショッピージャパンは今後も、日本セラーが東南アジア・台湾・ブラジル市場へ越境ECで商品を届けるためのサポートを引き続き強化する方針を掲げている。日本商品の越境EC展開における商品選定や販売施策を検討するうえで、今回の市場動向をぜひ、参考にしたい。


